今日も時間通りに終わらない…
仕事ができる看護師になりたい!
要領の悪さや、ミスの多さから「自分は仕事ができない看護師なのかも」と思ったことはありませんか?
看護師は患者さんの安心・安全を守りながら、複数の仕事を同時に進めていかなければなりません。
しかし、膨大な仕事量をサクサクこなしていく看護師がいるのも事実です。
この記事では仕事ができない看護師の特徴と、今日からできる改善策を紹介しています。
「仕事のミスを減らしたい」「もう少し効率的に仕事をしたい」という人方は必見です!
ぜひ最後までご覧ください。
仕事ができない看護師の特徴10選
仕事ができない看護師には、共通した特徴があります。
自分に当てはまるものがないか、ぜひチェックしてみてくださいね。
優先順位がつけられず時間管理ができない
仕事ができない看護師は、優先順位を決めたり時間管理をしたりすることが苦手です。
その結果、目の前の仕事に時間をかけすぎてしまい、今やらなくてもよいことを先にやってしまいます。
そのため、優先順位の高い業務を後回しにしてしまい「あの人は仕事ができない」と言われてしまうのです。
例えば、10時のオペ出し予定に対し、連絡がつかない場所にいたり、十分な準備ができていなかったり。
優先順位や時間を意識しないと、患者さんのスケジュールが時間通りに進みません。
その結果、患者さんや周囲からも「仕事ができない看護師」だと思われてしまいます。
ケアレスミスが多い
ケアレスミスが多い看護師も、仕事ができないと判断されてしまいます。
指示受け漏れ、記録の抜けや、投薬忘れなど、ケアレスミスはさまざまです。
ふとした気のゆるみや、確認不足、仕事の慣れがあるとケアレスミスは増えてしまいます。
しかし、看護師は一度に色々な業務をこなさなければなりません。
誰にでも、ケアレスミスを起こしてしまう可能性はあるのです。
【ケアレスミスが多い看護師の特徴】
- メモをとらない
- 復唱しない
- 指差し・声だし確認をしない
- 思い込みが激しい
- せっかち
- 体調が悪い
- 常に余裕がない
- 疑問点の確認をしない
ドキッ!結構、当てはまってるかも
同じミスを何度も繰り返す
仕事ができない看護師は、同じミスを何度も繰り返してしまい「反省しない人」だと思われてしまいます。
ミスを繰り返さないように改善しよう、とする姿勢が見られないのが原因です。
ミスを何度も繰り返すと、周囲から信頼されなくなり「仕事を任せたくない」と思われかねません。
患者さんに対してのミスを起こすと、患者さん自身も不安になってしまうため、不信感につながります。
【同じミスを何度も繰り返す看護師の特徴】
- ミスの原因を深く考えない
- ミスの改善策を考えない
- 口先だけで反省をしていない
- ミスを人のせいにする
- 分からないのに分かったふりをしている
報告が下手
必要のない情報までダラダラと報告する看護師は、仕事ができないと思われてしまいます。
報告が下手な看護師は、結論から報告することが苦手です。
そのため、得た情報をすべて報告し「結局なにが言いたいのかわからない」と相手を困惑させてしまうのです。
実は申し送りや、報告の仕方に自信がないという看護師は多く、入職時の新人研修にも組み込まれるほど。
自分ではわかっていても、大事なことが相手に伝わらないと報告の意味がありません。
特に急変時は一刻を争うため、報告を受けた人は、スムーズに報告できない看護師に対していらだちを覚えるでしょう。
コミュニケーションがうまく取れない
仕事ができない看護師は、周囲や患者さんとのコミュニケーションがうまく取れません。
コミュニケーションが活発に行われないと、仕事の進捗がわからず、情報がお互いに共有されません。
情報共有ができていないと、指示の変更があっても担当に伝達されなかったり、指示が見落とされたりすることもあるのです。
またスタッフや患者さんとうまくコミュニケーションが取れずに、認識のずれが生じることがあります。
午前中に抗生剤の点滴が1本ある患者さんが、今日の11時に家族が来院して外出する予定だったとしましょう。
患者さんは「点滴後にシャワーを浴びて外出したい」と前日の看護師に伝えていました。
しかし、点滴を開始したのは10時15分、終了したのは10時45分で結局シャワーはできずに外出することになってしまうのです。
これは、スタッフ間や患者さんとのコミュニケーションが十分に取れていなかったため、起こりうるケースです。
その結果「必要なことが伝達されていない」と、患者さんから苦情につながるケースもあります。
ミスに対して言い訳をする
仕事のできない看護師は、自分が起こしたミスを認めようとせず、言い訳をします。
なかには、ミスに対しての注意を受けただけなのに、人格を否定されたと思い込む人も。
注意をうけて、機嫌が悪くなったり、文句や言い訳を周囲にダラダラと話したりする人もいるでしょう。
言い訳をする人は、自分の間違いを受け入れることができず、ミスを正当化しようとします。
その姿を見た人から「プライドの高い人」「責任感のない人」と思われ、周囲からの信頼を失います。
【ミスに対する言い訳の種類】
- 「でも」「いや」
- 「教えてもらっていない」
- 「忙しかったから」
- 「聞いていない」
- 「申し送られなかった」
つい、言ってしまっているかも……
言い訳には注意しましょうね!
感情のコントロールができない
仕事のできない看護師は、感情のコントロールができません。
上司から理不尽なことを言われたり、患者さんからの暴言でイライラしてしまったりする人もいます。
冷静に対処することが求められる看護師は、感情に振り回されると物事を正しく判断することができません。
特に怒りの感情を仕事中に振りまく人は、周りが委縮してしまい仕事に支障をきたすことも。
仕事は早いのに、感情のコントロールができない看護師は「一緒に働きにくい」と壁を感じてしまいます。
出勤前に夫婦喧嘩をしてイライラしている人も!
話しかけづらいよね
仕事に対するやる気がない
仕事ができない看護師は、やる気がなく、仕事は必要最低限しかしないのが特徴です。
仕事に対するモチベーションが極端に低いため、最低限の仕事しか覚えようとしません。
また、周囲に非協力的なため、周囲の仕事に対するモチベーションも低下してしまいます。
その結果、「この人と仕事をしたくない」と思われてしまうのです。
【やる気のない看護師の特徴】
- ナースステーションにいる時間が長い
- ルーティン業務しかしない
- シーツ交換・オムツ交換に非協力的
- たまに所在不明になる
- 周囲に対しての声掛けが少ない
- ナースコールを取らない
- 面倒な業務を避ける
- 仕事を押し付ける
- 人任せが多い
- おしゃべりが多い
不満や悪口が多い
不満や悪口が多い看護師も、仕事のできない看護師によくある特徴です。
不満の多い看護師は、周囲のモチベーションを下げてしまうため、一緒に仕事をしたくないと避けられます。
看護師も人間なので、患者さんや周囲の発言に傷ついたり、怒りを感じたりすることもあります。
しかし、相手のタイミングを考えず、ダラダラと不満をこぼしている人は周囲にとって「迷惑な人」だと思われます。
その結果、やるべき仕事をおろそかにしてしまう人もいるため「仕事ができない」と思われてしまうのです。
周囲に気を配れない
周囲に気が配れない看護師は、自分の仕事で精一杯になり、周りに意識を向けられないのが特徴です。
この状態は、仕事に慣れない新人や中途採用の看護師に多いですが、いつも余裕がない看護師にも見られます。
周囲はシーツ交換をしているのに、緊急度の低い仕事をしたり、記録を書いていたり。
フォローされることは多くても、周囲にまで気が配れない結果、上司や先輩から注意されることもあるでしょう。
自分でもなかなか改善方法が見つからないため、周囲からは「自分の仕事しかできない人」だと思われてしまいます。
仕事ができない看護師【特徴3選】ベテラン編
仕事ができないベテラン看護師にイライラしたことはないでしょうか。
順番に解説していきます。
仕事を教えたがる
仕事ができないベテラン看護師は、仕事を教えたがる・指導したがる特徴があります。
仕事に慣れない時期は、よく教えてくれるため、ありがたい存在です。
しかし、仕事に慣れ周りが見えてくると「聞いていないのに必要ないことも教えてくる」と気がつきます。
人の仕事に口を出してくる人も多いでしょう。
周囲は「仕事ができないのに口ばっかり…」と思ってしまいます。
ナースステーションから動かない
ベテランであっても、ナースステーションから動かない看護師は、仕事ができない特徴だといえるでしょう。
リーダー業務をしているわけでもなく、ルーティン業務が終わったらさっさと座り、ナースコールも取りません。
動かずに、おしゃべりばかりしているため、周囲の看護師は負担を強いられてしまいます。
経験年数が長いため、師長もなかなか指導しづらい側面もあります。
プライドが高い
仕事ができないベテラン看護師は、無駄にプライドが高い傾向にあります。
プライドが高い看護師は、わからないことがあっても、他の人に聞くことができません。
複雑なことや面倒なことから逃げようとするのが特徴です。
その結果、新しいことが覚えられず「ベテランだけど、仕事ができない」と言われてしまいます。
仕事ができる看護師の特徴5つ
仕事のできる看護師は周囲からの信頼も厚く、頼りにされるため憧れますよね。
ここでは仕事ができる看護師の特徴を紹介します。
仕事が正確かつスピーディー
仕事ができる看護師は、仕事が正確かつスピーディーなのが特徴です。
仕事に支障が出ないように、情報収集や不明点はあらかじめ確認しています。
機材の準備や、医師の介助もスムーズで、後片付けや報告まで抜けがありません。
例えば、部屋持ちと入院受けをしながら、新人看護師のフォローまで行うとしましょう。
仕事のできる看護師は自分の優先順位も考えながら、新人看護師の不安な処置にも付き添います。
入院があっても、マニュアルに沿って一連の行動ができるため、仕事の流れもスムーズです。
イライラしている雰囲気もなく、ナースコールも積極的に取るため、余裕があるように感じられます。
そのため、周囲から「あの仕事量でもう仕事終わったの?」と一目置かれるのです。
アセスメント能力が高い
仕事ができる看護師は、アセスメント能力が高く、状況判断も早いのが特徴です。
アセスメント能力は知識や、培ってきた経験をうまく活用する必要があります。
観察して得た情報と、客観的な情報を照らし合わせた上でアセスメントするため、迅速な判断に役立ちます。
状況が悪化する前に対処できるので、できる人だと注目されるでしょう。
円滑にコミュニケーションが取れる
仕事ができる看護師は、患者さんのみならず、医師や周囲のスタッフとも円滑にコミュニケーションが取れます。
笑顔でいることが多いため、話しかけやすい雰囲気をまとっている人もいます。
患者さんからの信頼度も高いため、周囲も知らないような情報を打ち明けられることもあるでしょう。
コメディカルスタッフとも気軽に接することができるため、さまざまな情報共有の機会が生まれます。
リスクを意識した行動が取れる
仕事ができる看護師は、業務上、常にリスクがあることを理解しているのが特徴です。
間違いを起こさないように、基本的なことは省略せずに必ず確認を行います。
例えば、点滴確認はダブルチェックを欠かさない、採血前はフルネーム確認を怠りません。
予測される危険に対策を立てながら行動ができるため、インシデント報告が少ないのも特徴の一つです。
ミスが少ない
仕事ができる看護師はミスが少ないのが特徴です。
ミスが少ない看護師は、周囲が安心して仕事を任せられるため、信頼されます。
周囲でインシデントがあった場合、自分でも自然と対策を考えるため、他人事だと思いません。
終業前に「伝達忘れはないか」「記録はすべて書いたか」など、振り返りを行うため、仕事の抜けが少ないのです。
できる看護師がやっている3つの考え方は?
仕事ができない看護師と比べて、できる看護師は考え方が違います。
考え方ひとつで仕事の効率は劇的に変わるのです。
ここでは、仕事ができる看護師の考え方を解説します。
逆算思考を取り入れる
仕事ができる看護師は、目標の時間から逆算して仕事に取り掛かります。
逆算思考を取り入れると、優先順位を意識して行動するため、仕事を効率的にこなすことが可能です。
【逆算思考のプロセス】
- 目標を設定
- 優先順位とタスクを洗い出す
- スケジュールを立てる
- 実行する
- 評価
まずは、〇時までに□の処置を終わらせると目標を設定します。
次に、情報収集で得た「優先順位の高いもの」と「今日やらなくてはいけないもの」を洗い出します。
〇時までに□を終わらせるためのスケジュールを立て、優先順位の低いものは後に回します。
スケジュールは、ギチギチに詰めすぎず、少し緩めに設定しておきましょう。
タイトなスケジュールは、予定外のことが起こった時に対応できません。
スケジュールに沿って実行したら、達成できたのか・できなったのかを評価しましょう。
「なぜできなかったのか」と改善策を考えることは、自己成長につながりますよ。
他人の価値観を否定しない
仕事ができる看護師は、人間関係を大切にしているため、他人の意見を否定しません。
「人は色々な考え方を持っている」と割り切っているため、価値観が違うことも受け入れます。
例えば、部屋持ちとイレギュラーな入院受けの担当になったとしましょう。
担当した看護師は当然、スケジュールを変更せざるを得なくなり、仕事の効率も断然低下します。
「○○を優先しないなんてありえない」
こうベテラン看護師に言われたとしても
「そうですね、そのような考え方もありますよね」
このように相手の言葉をいったん受け入れ、意見を受け流します。
「人にはいろいろな考えや、仕事のやり方がある」と受け止め、特に意見しません。
その結果、淡々と仕事を進めることができるのです。
仕事のミスを引きずらない
仕事のできる看護師は仕事のミスを引きずりません。
誰でもミスをすると落ち込んでしまいます。
しかし、できる看護師は切り替えが早いのです。
いつまでも、落ち込んでいては仕事が進みません。
自分の感情に折り合いをつけて、冷静にするべき仕事を進めていくのが、仕事のできる看護師の特徴です。
仕事ができない看護師はクビになる⁉
仕事ができないと、看護師でもクビになることはあり得ます。
解雇には30日前までの予告が必要になるため「明日から来なくていい!」ということは、まずありえません。
仕事ができない看護師がクビになる基準は、普通解雇に該当します。
【普通解雇の基準】
- 勤務態度が著しく悪く、何度指導しても改善されない
- 健康上の理由で、長期にわたり復帰の見通しがたたない
- 仕事に必要な協調性が激しく欠けているため、業務に支障をきたし改善もされない
クビではなく、上司と話し合い自己都合退職となる場合もあります。
「仕事ができないからつらい」「この職場は向いていない」という方もいるでしょう。
そのような方は、心機一転して転職を検討してみるのもおすすめです!
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仕事ができない看護師は卒業!真似したい5つの仕事術
仕事ができない看護師を卒業する一番の近道は、できる人の真似をすることです。
「でも具体的にはどうやって?」「そんな人周りにいない」という方もいるでしょう。
ここでは、仕事のできる看護師の仕事術を具体的に解説します。
自分の記憶力に頼らずメモを取る
仕事ができる看護師になるために、まずはメモを取る習慣をつけましょう。
人は自分が思っているほど覚えていません。
得た情報は患者さんの情報をまとめたワークシートに記載し、後から見直せるようにしておきましょう。
「メモがなくなった」「どこに書いたか忘れてしまった」という人もいるのではないでしょうか。
そのような人は、メモ帳をフル活用し、情報はワークシートかメモ帳のどちらかにある状態しておきましょう。
仕事の効率化に付箋はとても便利です。
そのなかでもロール型の付箋は、かなりおすすめです。
ロール型付箋をホルダーに付けて持ち歩くと、手元にワークシートがなくても、すぐにメモが取れます。
付箋にバイタルを書いたら切り離し、ワークシートに貼ったり、ちょこっとメモに使えたりできるので優秀ですよ!
優先順位を考える
仕事ができる看護師は、必ず優先順位を考えます。
優先順位の振り分け方は以下の3つです。
【優先順位の高いもの】
- 緊急性の高いもの
- 時間処置や時間が決まっているもの
- 緊急性が低いもの
緊急性の高いものは、昨日急変した、オペ後、発熱している、など症状が安定していない患者さんのことです。
一番最初に訪室することで、急な異変に対してすぐに気付け、すばやく対処することができます。
優先度はさほど高くはないけれど、どうしても状態が気になる患者さんは、ラウンド前に訪室してみるのもよいでしょう。
時間が決まっているものは、オペ出し、時間薬、点滴、検査などがあげられます。
時間が決まっているものを忘れてしまうと、インシデントにつながるため、注意が必要です。
頻繁に情報を共有する
仕事のできる看護師は、チーム内に限らず、医師や他職種との情報共有が得意です。
特にチーム内で情報共有が不足すると、お互いの仕事状況や患者さんの状態、疑問点などを知ることができません。
チーム全体の状況を知ると、チームメンバー内でフォローがしやすくなり、仕事が滞りなく進みます。
頻繁に情報共有をすることで、お互いの仕事がスムーズにいくようになり、看護の質が上がります。
些細なことでも、チーム内で頻繁に情報を共有するように意識しましょう。
周囲に頼る
できる看護師は周囲に頼るのが上手です。
例えば、10時にオペ出しの患者さんと、10時の点滴がある患者さんを受け持っていたとしましょう。
その場合、同時に対応することは不可能です。
そこで、仕事のできる看護師は、他のスタッフにオペ出しがあることを事前に説明し、点滴をお願いしてしまうのです。
自分でなんでもやってしまおうとすると、ときに患者さんに迷惑をかけたり、ミスを起こしたりすることがあります。
「そんなことなら言ってくれたよかったのに」とならないように、困ったときには周囲に相談するようにしましょう。
報告と確認は確実に行う
仕事のできる看護師は、報告と確認を確実に行います。
仕事が忙しいと報告や確認を怠り、ミスを起こす可能性があります。
疑問点や異変を見つけた時は「今すぐ確認・報告しなければならないことなのか」一度、考えてみましょう。
判断が難しいときには、周囲に相談してみるのもおすすめです。
スムーズな報告方法には【I-SBAR-C】があります。
以下を参考に報告をしてみましょう。
【状況】部屋で患者さんがベッドから転落していると、同室者からナースコールあり。
当直医に電話連絡をする場合。
【報告のポイント】
I | 報告する人・誰についての報告か? | ●病棟の○○です、□号室の△△さんについて報告です。 |
S | 患者さんの状況 | △△さんが、ベッドから転落したと同室者から報告がありました。 頭部を打った様子や、出血などはみられませんが、しりもちをついたようで、腰部をひどく痛がり、立位困難な状況です。 |
B | 患者さんの背景 | △△さんは肺炎で入院している方ですが、認知症があり、ADLは見守りで対応しています。骨粗しょう症もあるため、現在××を内服中です。 |
A | アセスメント | 腰部打撲、腰椎圧迫骨折のリスクが高い患者さんだと考えられます。 |
R | 提案 | レントゲンなどの指示がありますか? |
C | 指示の復唱 | レントゲンですね、レントゲンのオーダーは電子カルテに入れてくださるのですね。確認します。また、検査が済みましたら、報告します。 |
【報告のポイント】
I | 報告する人・誰についての報告か? | ●病棟の○○です、□号室の△△さんについて報告です。 |
S | 患者さんの状況 | △△さんが、ベッドから転落したと同室者から報告がありました。 頭部を打った様子や、出血などはみられませんが、しりもちをついたようで、腰部をひどく痛がり、立位困難な状況です。 |
B | 患者さんの背景 | △△さんは肺炎で入院している方ですが、認知症があり、ADLは見守りで対応しています。骨粗しょう症もあるため、現在××を内服中です。 |
A | アセスメント | 腰部打撲、腰椎圧迫骨折のリスクが高い患者さんだと考えられます。 |
R | 提案 | レントゲンなどの指示がありますか? |
C | 指示の復唱 | レントゲンですね、レントゲンのオーダーは電子カルテに入れてくださるのですね。確認します。また、検査が済みましたら、報告します。 |
ポイントを押さえたI-SBAR-Cは、相手にスムーズに伝わります。
報告が苦手な方は、ぜひ取り入れてくださいね。
仕事ができない看護師って言わせない!今日からできる3つの改善策
仕事ができる看護師になるために、まずはこの3つの方法を試してみてください。
簡単にできるので、いつの間にかできる看護師に近づいていますよ。
わからないことをそのままにしない
仕事ができる看護師は、わからないことをそのままにせず、自分で調べたり、確認を取ったりします。
一方、仕事のできない看護師は、忙しさに気を取られてわからないことは後回しにします。
例えば、患者さんに新しく薬が処方された場合、薬品名や効果を把握していないと説明ができません。
万が一、薬が正しく処方されていなかった場合は、インシデントにつながります。
わからないままにしておくと、時間が経つと忘れてしまうため、できるだけ早く解決しておきましょう。
できる看護師の行動を観察する
できる看護師になるための近道は、仕事ができる人の観察をすることです。
できる看護師の情報収集の仕方や、看護記録を観察すると、情報のまとめかたや患者さんの観察ポイントなどが学べます。
ラウンドの順番や、記録を書くタイミング、医師への報告の仕方など、勉強になることがたくさん見つかるでしょう。
仕事のできる看護師に、直接仕事のやり方を教わるのもおすすめです。
教わった仕事のコツは、忘れずにメモしておきましょう。
タイマーを活用する
仕事ができる看護師は、タイマーを効果的に使います。
一つの処置に時間がかかりすぎてしまう、うっかり時間を忘れてしまう人はタイマーを活用してみましょう。
あらかじめタイマーをかけておくことで、自分が処置にどれだけ時間をかけているのかが把握できます。
タイマーをかけておくと、時間を意識するため、時間管理の苦手な看護師にはぴったりです。
計算機とタイマーが一緒になったものや、消音機能がついているものもあるため、自分にあった物を選ぶようにしましょう。
時間管理の得意な看護師は、新人の頃からタイマーを数個持ち、使い分けていました。
時間を意識して仕事をする習慣がついているため、2年目には「仕事が早い」と先輩方に一目置かれていましたよ。
時間管理って大切だね!
仕事ができない看護師からできる看護師へ!改善するためにはまず行動!
この記事では、仕事ができる看護師になるための対策方法を解説しました。
仕事ができない看護師と受け止めることで、何ができないのかを考えるきっかけになります。
自分の苦手を受け入れて、改善しようと行動するのが【できる看護師の第一歩】です。
- 優先順位と時間管理は必須
- 仕事ができないとクビになることもある
- 逆算思考で仕事が効率的にはかどる
- 自分の記憶に頼らずメモを取る
- できる看護師の仕事の仕方を真似しよう
しかし「仕事ができなさすぎてつらい」という人は、もしかすると職場が合っていないのかもしれません。
そのような方は、一度転職を検討してみてもよいでしょう。
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