看護師の採血バイトは週1単発OK！勤務先や時給相場は？

病棟で毎日働き、身体を酷使して疲れませんか？

採血バイトは新人ナースやブランクがある人も募集しているので、看護師の経歴に関係なく働けます。

しかもは高時給なので、単発でバイトしたい人やちょっとした空き時間に働きたい人におすすめです。

最後まで読めば、採血バイトの実情を知ることができますよ。

＼まず読んで！／

看護師の採血バイトとは？仕事内容を解説！

看護師の採血バイトは、医師から指示を受けて採血を行います。

看護師は検査や献血のために血液が必要な患者さんに、採血を行います。

患者さんによっては抗凝固薬を内服していて、血が止まりにくい場合もあるため注意が必要です。

止血バンドで抑えた後も、出血してないか確認しましょう。

また、採血の緊張や不安で体調不良を訴える患者さんもいます。

患者さんへ適度に声かけしてコミュニケーションをとり、緊張を和らげることも看護師の役割の1つです。

看護師の採血バイトの勤務先は？4つ紹介

看護師の採血バイトの代表的な勤務先を4つ紹介します。

総合病院の採血室

総合病院には、採血室が設置されています。

当日検査が必要な患者さんがくるので、ひたすら採血を繰り返します。

入院患者さんや外来を経由した患者さんが対象なため、他の業務をする必要がありません。

採血だけに集中して仕事できますよ。

外来診療やクリニック

採血・点滴を中心に行う看護師を募集している外来診療やクリニックもあります。

外来診療やクリニックは、毎日採血・点滴のオンパレードです。

多くの患者を捌くために、採血・点滴に対応できる看護師は重宝されます。

献血ルーム

献血ルームに看護師は必要不可欠な存在です。

全国の献血バスや献血センターに設置されているため、地域に関係なく働けます。

献血の条件・基準

年齢	16歳～69歳 (65歳～69歳は60歳～64歳までに献血の経験がある方)
体重	女性：40㎏以上 男性：45㎏以上
血圧	最高血圧：90mmhg以上～180㎜hg未満 最低血圧：50mmhg以上110mmhg未満

血管を確保しやすい人が多いため「血管が逃げる」「血管が細い」と苦労することはありません。

採血が苦手な看護師でも、成功率が高いのでおすすめですよ！

健診センター

健診センターでは検査のために採血が必要です。

健康診断や人間ドックを希望する人に、医師の指示で看護師が採血します。

ただし、採血以外の業務が発生することも。

健診センターでは採血を含む健診の補助が仕事になります。

採血以外の業務もあるので飽きが来なくておすすめですよ。

看護師の採血バイト給料の相場は？時給1,500～2,000円！

看護師の採血バイトのお給料は、時給1,500〜2,000円が相場です。

地域や就業場所で多少の変動はありますが、大きく差が開くことはありません。

例えば1日8時間のバイトなら、12,000～16,000円もらえます。

時給ではなく、日給払いで設定しているバイトもありますよ！

単発でサクッと稼ぎたい看護師は、採血バイトがおすすめです。

看護師の採血バイトは単発で週1も可能？具体的な求人事情を紹介

看護師の採血バイトは、単発や週1勤務など勤務形態も選べます。

詳しい内容を解説します。

週1もOK！パートやアルバイト

看護師の採血バイトは、働く頻度を週1～5日まで選べます。

特に健診センターは予約制だったり、健診車が定期的に巡回したりする職場です。

週1～2日で勤務できることが多いので、時間に追われず仕事できますよ。

その他に「勤務回数は相談可」であるクリニックの募集なら、自分のペースに合わせて働く頻度を決められます。

毎日勤務する必要がない採血バイトは、空いた時間だけ働きたい人におすすめです。

ダブルワーク可！募集する職場もある

職場によっては「ダブルワーク可」と条件を出して募集するケースもあります。

例えば正社員として働いている職場と、単発でのバイトが共に「ダブルワーク可」なら、2通りの働き方が可能に。

お給料も2ヶ所からもらえることになりますね。

スキマ時間に働きたい人は、単発が多い採血バイトがおすすめです。

新人やブランクのある看護師もOK

採血バイトは、看護師が新人やブランクのある看護師も対象に募集しています。

他のバイトはブランクがあると応募しにくいですが、採血バイトなら復帰しやすいです。

採血が不慣れな人へ研修を設けている職場もあるため、練習して仕事できるのも嬉しいポイント。

復帰が不安な人は、採血バイトという選択肢も良いですね。

看護師の採血バイトのメリット

看護師が採血バイトをすると、お得なメリットを5つ紹介します。

夜勤なしで疲れにくい

採血バイトは夜勤がないため、身体が疲れにくい仕事です。

病棟勤務は患者さんへの力仕事や業務など、夜も目まぐるしく働きます。

その点昼間の仕事である採血バイトは、夜勤して長時間働く必要がありません。

また採血バイトは病棟のように動き回ることが少ないため、体力も温存できます。

身体を酷使せず楽に働きたい人は、採血バイトがおすすめです。

残業がなく時間内に終わる

採血バイトは、残業がほとんどなく時間内に終わります。

献血ルームや健診センターの患者さんが対象なら、残業は発生せず定時で帰宅可能。

夜にしっかり休めますし、健康的な生活が手に入りますよ。

プライベートをしっかり確保できるのも、採血バイトの魅力です。

失敗はほとんどない

採血バイトで失敗はほとんどありません。

さまざまな要因で失敗するリスクがあります。

採血バイトに関わる患者さんは、自ら受診できるADLを持ち合わせています。

健康的な人が多いため、採血が成功する確率は高くなりますよ。

楽な気持ちで仕事できる

採血バイトは病棟勤務より楽な気持ちで仕事できます。

病棟では患者さんの病態を毎日アセスメントしたり、スタッフと方針を話し合う必要があります。

看護師長や医師の機嫌を伺って気疲れする人も多いはず。

採血バイトなら採血を極めればいいので、とても気が楽ですよ。

患者さんが急変したり体調不良になることもめったにありません。

人間関係に悩まないため、採血バイトは人と関わらずに働きたい人に向いています。

早く終わってもお給料は満額もらえる

採血バイトは、早めに仕事が終わってもお給料は満額でもらえます。

健診センターや献血ルームは病院と違って緊急性がないため、定時で終了する仕事です。

患者さんが来ないときもあるため、早めに終わっても掲示されたお給料を満額もらえます。

残業がない上に早めに帰れる職場は珍しいので、採血バイトの特権ともいえますね。

看護師の採血バイトのデメリット

看護師の採血バイトに多少ストレスを感じる人もいるようです。

単調作業で飽きやすい

採血バイトは単調作業なため、人によっては飽きやすい仕事です。

「同じ業務を繰り返すのが苦手」「ほかの看護業務もしたい」という人には不向きな仕事といえるでしょう。

しかし健診センターなら、採血の仕事をしながら他の業務も任されますよ！

採血だけで飽きることはない仕事なので、単調作業が苦手な人におすすめの職場です。

救急現場とは空気感が違う

採血バイトは救急現場との空気感が異なります。

病棟では毎日緊張感をもって、トラブルに対応できる柔軟性とスキルが必要です。

健診センターや献血ルームは健康な人が多いため、知識やスキルを使う機会がありません。

病棟と採血バイトの空気感のギャップに戸惑う人もいるでしょう。

しかし病棟よりリラックスした雰囲気で仕事ができる点は、採血バイトの特徴ですよ。

プレッシャーを感じるときがある

採血バイトでは「成功させなければ」とプレッシャーを感じることがあります。

1人の患者さんの採血に手間取ると、後ろで待つ患者さんが増えてしまうからです。

ほとんどの患者さんはスムーズに採血できても、子どもや細い女性、ふくよかな人は採血に時間がかかることも。

しかし採血バイトを続けていれば、採血スキルは間違いなく上達します。

採血バイトはプレッシャーも感じますが、経験を重ねれば自信に繋がる仕事ですよ！

採血バイトが向いている人の特徴は？

採血バイトが向いている人について紹介します。

採血経験のある人

採血経験のある人なら、すぐに採血バイトを始められます。

採血バイトを経験していなくても、採血経験が豊富な看護師なら新たに教える必要がありません。

すぐに採血を任せられるので採用側も嬉しい限りです。

逆に採血が苦手な人は克服するチャンスなので、チャレンジするのもいいですね。

夜勤や残業をしたくない人

夜勤や残業をしないで働きたい人は、採血バイトがおすすめです。

採血バイトは昼間だけ働くスタイルなので、夕方以降は自由に時間を使えます。

自分のライフスタイルを大切にしつつお給料をもらえますよ。

病棟の夜勤や残業で疲れた人は、採血バイトも視野に入れてみるといいですね。

ダブルワークで稼ぎたい人

ダブルワークで稼ぎたい看護師は、採血バイトが向いています。

採血バイトをすれば、手軽に副収入を得ることができて採血も得意になりますよ。

本業にも活かせるので、ダブルワークにピッタリの仕事です！

穏やかに仕事したい人

穏やかに仕事をしたい人は採血バイトがおすすめです。

採血バイトは落ち着いた雰囲気の中で仕事ができるので、体力面でも精神面でも穏やかに過ごせますよ。

空き時間で働きたい人

空き時間を有効に活用して仕事したい人は、採血バイトが向いています。

採血バイトなら体力を使うことなく定時で終わりますよ。

プライベートと両立したい人に向いている仕事です。

看護師の採血バイトの注意点は？

募集はすぐ埋まる！複数サイトで検索しよう

採血バイトは人気のためすぐに埋まってしまいます。

短時間で働けるし疲れにくいのでみんなが応募したいのです。

だからこそ、複数のサイトで募集がないか確認し、あれば即応募しましょう！

当日キャンセルは必ず連絡を

当日、体調不良になったり働けなくなった場合は必ず連絡をしましょう。

採血会場にはすでに予約で検査に来る患者さんが来てしまいます。

欠勤の連絡が早ければ早いほど、人員を補充したり、患者さんに説明したりする時間ができます。

早めの連絡を心がけましょう。

持ち物を確認しておく

勤務前に持ち物を確認しておきましょう。

基本的にナース服もシューズも全て貸し出しですが、中には持参の会場もあります。

当日朝に「どうしよう！準備していない！！」と焦らないためにも、事前に確認しておくと良いでしょう。

看護師の採血バイトによくある質問

看護師の採血バイトは医師不在ですか？

クリニックや健診センター、献血ルームには基本的に医師が在籍しています。

患者さんが採血可能かどうか判断し、万が一体調不良や急変が起きたら対応する必要があるためです。

しかし、医師の指示があれば医師が不在の時でも採血できる場合もあります。

医師が在籍していても、コミュニケーションは最低限で済みますよ。

看護師の採血バイトは練習できますか？

看護師の採血バイトは、練習できる職場もあります。

練習したい場合は求人情報に「未経験可」「ブランク可」と記載されている職場を選びましょう。

看護協会では採血研修を実施している場合もありますよ。

採血の手技が不安な人は問い合わせてみることをおすすめします。

看護師のバイト内容は採血のみですか？

看護師の採血バイトの内容は、勤務場所により異なります。

クリニックや健診センター、献血ルームは採血の他に診療補助や健康状態のチェックも行いますよ。

患者さんの採血のみ行う職場は、総合病院の採血室です。

採血以外の仕事はほとんどない職場なので、採血だけしたい人におすすめですよ。

採血バイトは1回のみの単発もありますか？

採血バイトを「週1でOK」「単発でOK」など、自由に働けるスタイルで募集している求人もあります。

首都圏には多く見られますが、地方で単発の採血バイトは少なめです。

働きたい地域で単発バイトがないか、一度探してみましょう。

採血バイトを探す方法

採血バイトは転職サイトで探せます！

人気なバイトなので複数の転職サイトで探し、見つけたら即応募すると決まりやすいです。

【まとめ】看護師の採血バイトは週1や単発でもできる仕事です！

今回は看護師の採血バイトについてお伝えしました。

病棟より覚えることが少なく、体力的にも精神的にも穏やかに仕事できますよ。

採血だけして働きたい人にはおすすめの職場です。

自分にピッタリの働き方を見つけられるといいですね！