今月ピンチだからスポットバイトを探してる
デイサービスってどんな仕事をするの?
看護師のなかでもデイサービスの仕事内容について知らない人も多いのではないでしょうか。
デイサービスでの仕事は専門的な知識や訓練が必要な技術は必要ありません。
休職後に働き始める場合や今月ピンチだからバイトを探しているという人におすすめできる働き方です。
この記事では
- デイサービスの仕事内容
- 1日の流れ
- メリット・デメリット
について説明します。
デイサービスでのバイトって手軽でおすすめ。
最後には、私も利用していたおすすめの転職サイトも紹介します。
デイサービスの仕事内容は?
デイサービスとは『通所介護』のことです。
要介護1以上の認定を受けた人が日帰りで介護サービスを受けられるもので、心身機能の維持や家族の負担減少を目的にしています。
食事や入浴はもちろん、いろんなレクリエーションも実施されており、引きこもりがちな老人の楽しみの一環です。
デイサービスでの看護師の仕事は
- バイタルチェック(体温・血圧・脈測定)
- 服薬管理
- 食事提供時の誤嚥の対応など
簡単な医療ケアです。
高度な知識や技術が必要なものは少ないから安心してね。
デイサービスのお給料・働き方は?
デイサービスでバイトをするときの時給・働き方はどのようなものなのでしょうか。
必要な持ち物や服装なども確認しておきましょう!
①時給
時給は施設によっては差がありますが1,500円から1,800円程度の求人が一般的です。
時給ではなく、日給の仕事も多い傾向にあります。
日給だと1.5万円くらいです。
バイト代としては十分!
デイサービスでのバイトは増加傾向にあるので、仕事に困ることはないでしょう。
未経験者よりも、経験者のほうが採用されやすく、時給も上がりやすいのでコツコツ経験を積んでおくといいですね。
初心者でも大丈夫!今のうちからバイトを始めよう!
②勤務時間
勤務時間も勤務先によってさまざまですが、8:30~17:30(内1時間休憩)という勤務形態が一般的でしょう。
午前中だけの時短勤務などもあります。
最初は午前のみから始めると疲れないよ!
③持ち物・服装
持ち物は勤務先で決まっていることがほとんどです。
参考までに、デイサービスで働く看護師が仕事中に持ち運んでいるものを紹介します。
- 血圧計
- 聴診器
- 体温計
- パルスオキシメーター
- 記録用紙やタブレットなど
- ゴム手袋や消毒液などの感染予防セット
- ガーゼ・テープ・ワセリンなど救急箱
- ナースウォッチ
- メモ帳・バインダー
- ペン
- 印鑑
- 靴下や着替え
- 髪留め
仕事に行くときにはこのような持ち物を持って行きましょう。
貸し出しも多いから大丈夫!
デイサービスの1日の流れ
ユニフォームの貸与がある場合は、出勤時間までに着替えておきましょう。
会社から出発して、利用者のお迎えに向かいます。(送迎は介護職員のみの場合もあります。)
利用者宅をいくつか回って、デイサービスに到着。
入浴しても問題がないか、バイタルチェック(体温・血圧・脈を測定)を行います。
入浴後も、バイタルチェックなどの健康観察をし、異変がないか確認します。(必要があれば、軟膏の塗布。)
昼食時対応。
利用者の健康状態を確認しながら、内服管理や服薬介助などを行う。
スタッフ間で順番に休憩を取りながらレクリエーションやリハビリの準備。
看護記録を作成。
健康状態によっては、家族への報告なども必要。
利用者を自宅まで送迎。
業務終了。
おつかれさまでした!
看護師のメインの業務は体調に異常がないかチェックを行うこと、そしてその報告をすることです。
医療行為は、介護職の方には行えません。
デイサービスのメリット
デイサービスの仕事は下記のようなメリットがあります。
- 看取り対応が少ない
- 命に関わるような処置が少ない
- 残業がほとんどない
- 土日の出勤が少ない
- 意思疎通の取れる利用者が多い
デイサービスのデメリット
デイサービスには下記のようなデメリットがあります。
- 看護師としてのスキルアップには不向き
- 入浴や身体介助は力仕事が多い
- ホームによって給料に差がある
会社によって多少異なるので、気になる点があれば応募の際に確認しておきましょう。
デイサービスの注意点
デイサービスを利用しているのは、要介護1以上の認定を受けている高齢者です。
レクリエーション中に急変してしまうことやケガをすることも十分考えられます。
特に小規模のデイサービスだと、看護師が1名のみの場合もあります。
難しい処置は少ないものの、いざというときにも落ち着いた対応ができるように心掛けましょう。
処置に困ったら、病院や本社などに電話で指示を仰ぐようにしてくださいね!
担当する人数によってはバタバタすることもありますが、病棟に比べれば全然問題ないです!
応募前に確認しておくべきこと
求人に応募するときは、求人では分からなかった仕事内容の詳細や、雇用条件をしっかり確認しておくことが大切です。
転職エージェントを使えば、応募する前に求人案件に関する質問や確認ができます。
- どれくらいの医療行為が必要か
- デイサービスの特徴
- 在籍している看護師の人数
- 送迎の有無
- 会社集合か利用者宅集合か
- 制服か私服か
- 有給休暇の取りやすさ
- 雇用形態(スポットバイト・短期・契約社員か)
デイサービスも施設や事業所によっては、インスリンの投与や胃ろうの処置が必要なところもあります。
どのような処置が必要な人が利用しているか聞いておくと安心です。
デイサービスは各所によって特徴があります。
どんな特徴のある利用者さんが多いのか(認知症の程度など)イベントにはどのようなものがあるのかなど、知っておくといいでしょう。
ほかにも小規模のデイサービスの場合、看護師が1人という場合もあります。
利用者数が多いと在住している看護師の数が違うので確認しておくと安心です。
大きな病院とは違い、待遇・福利厚生にも差があるので、応募前に気になるところは確認しておきましょう。
心配なことは応募前に聞いてみよう!
デイサービスバイトに向いている人の特徴
デイサービスバイトに向いている人の特徴を紹介します。
- コミュニケーションが好きな人
- 緊急性のない職場で働きたい人
- 職場の人間関係が面倒な人
- プライベートを大切にしたい人
- 時給のよい仕事を探している人
看取り対応がないのは気持ち的にとても楽…!
おすすめ転職サイト
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各サイトで取り扱っている求人は異なります。使いやすいサイトを利用することが素敵な転職への第一歩です。
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まとめ
この記事では、デイサービスでの仕事内容やメリット・デメリット、向いている人の特徴などを紹介しました。
デイサービスでの仕事は、ブランクのある人や夜勤や残業、土日の出勤がNGの人におすすめです。時給も相場よりも高く、看取り対応もないので気持ち的にとても楽でしょう。
お年寄りとのコミュニケーションが好きな人が輝ける職場です。
『興味があるかも……』と思ったら、ぜひ転職サイトで求人を探してみてくださいね。