人気のお仕事の1つに『イベントナース』があります。
『イベントナース』は夏フェスやスポーツイベント、自治体の催しなどにある救護室で働く看護師です。
非日常的な空間でイベントの雰囲気を味わいながら働くことができる仕事です。
音楽フェスなんて涼しい救護室まで音楽が聞こえてテンションが上がること間違いなし…!
この記事では
- バイトしたい看護師の『イベントナースのバイトってどう?』
という悩みをまるっと解決します。
今後イベントナースバイトを考えている人に向けて、仕事内容や給料、やってよかったメリットや気をつけたいデメリットを解説します。
イベントナースやってみたい!!
イベントナースの仕事内容は?
イベントナースとは、イベント会場や学校行事などで体調を崩した人やケガをした人に処置をする看護師のことです。
救護待機と呼ばれることもあります。
学校の野外活動や遠足に同行するのもイベントナースの仕事です。
ほかにも、夏フェスやライブ会場の救護室で働くケースもあります。
ライブのイベントナースは大人気!
バイトでお金ももらえて芸能人も見られるなんて最高ですよね!
イベントナースのお給料・働き方は?
イベントナースのお給料は、実は比較的コスパがよくて特別感のある仕事です。
お給料や勤務時間、持ち物などについて詳しく説明します。
①時給
イベントナースの時給は1,500~2,500円です。
日給の相場は1万円~1万5000円程度です。
短時間で非日常感を味わえる仕事なので、「1日拘束されるのはしんどい…」という人の副業としてもぴったりです。
バイトにピッタリだね!
②勤務時間
イベントナースの勤務時間はイベントの開催時間によって異なります。
- 野球のナイターだと半日
- 夏フェスやライブは1日8時間程度
- 自治体のイベントも同じく1日8時間程度
「イベントが行われている数時間だけ」「商品がなくなったらおしまい」という短時間の仕事も多いです。
③持ち物・服装
持ち物は勤務先である程度決まっていることがほとんどです。
バイト先で白衣を用意されていることもありますが、イベントナースの場合は白衣やナースシューズを持参するようにと言われる現場もあります。
参考までに、訪問系の看護師が仕事中に持ち運んでいたら便利なものを紹介します。
- 血圧計
- 聴診器
- 体温計
- パルスオキシメーター
- 記録用紙やタブレットなど
- ガーゼ・テープ・ワセリンなど救急箱
- 口腔ケアセット
- ゴム手袋や消毒液などの感染予防セット
- ゴミ袋
- 白衣
- ナースシューズ
- ナースウォッチ
- メモ帳
- ペン
- 印鑑
- 靴下や着替え
- 髪留め
- 飲み物
仕事に行くときにはこのような持ち物を持って行きましょう。
白衣に関しては、イベントのスタッフTシャツが配られるときもあります。
イベントによって、持ち物は異なりますので、上記のものは参考程度にしてもらって、詳しくは雇用先に問い合わせてみると安心です。
会場にどんな医療用具・物品があるのか確認しましょう。
待機時間が長いこともあるのでおやつを持って行くのもおすすめ!
イベントナースの1日の流れ
イベントナースの1日のスケジュールは『これ!』というものがありません。イベントの開始時間と終了時間によります。
なので時給ではなく、日給の仕事が多く現地集合になることがほとんどです。
例えば1日開催のフェスだと下記のようなスケジュールになります。
イベント会場の救護室にてオリエンテーション。
いつケガ人や病人が来ても対応できるように、備品や設備、必要なものの場所を確認しておく。
イベント開始
待機している間にお昼休憩を取る。
ケガ人や病人に備え待機。
イベント終了時間になったら参加者を見送り、片付け。
救護室にいた人にも帰宅を促す。
勤務終了
イベントの開始時刻から来場者がいなくなるまで、いつどんな症状でどんな人が来るのかわからないので、待機する時間が長くなります。
待機が多いから結構暇!
医師同伴のイベントもあるのでいざという時も安心です。
イベントナースのメリット
イベントナースのメリットには下記のようなものがあります。
- ナースとしてイベントを支える特別感
- お金をもらいながらフェスの雰囲気を味わえる
- 単発でのバイトなのに高単価
- 待機時間が多く、重い症状が少ない
- 専門的なスキルや処置があまり必要ない
イベントの規模に寄りますが、待機している時間が多く重い症状の患者が出ないことは大きなメリットです。
健康な人を見るので安心!
ほとんどの場合、熱射病や軽い外傷(擦り傷や打ち身)などです。
難しいスキルや専門的な処置看護技術は不要です。
さらに、お昼を挟んだ仕事の場合はお弁当を支給されることもあります。
「血が苦手」や「看取り介護は避けたい」「ブランクがあってスキルに自信がない」などというひとにもオススメな仕事です。
お金ももらえてライブも見られて最高!
イベントナースのデメリット
イベントナースのデメリットには下記のようなものがあります。
- イベントの規模によっては医師がいない場合もある
- 定期的にある仕事ではないので単発ばかり
- 人気があり、求人数も少ないので倍率が高い
イベントの規模によって、看護師2人体制だったり、医師が同伴していたりします。
応募前に確認しておきましょう!
人気なゆえ、倍率は高いです。
複数の転職サイトに登録し、案件が出たら早めに応募すると勝ち取りやすいですよ。
諦めずに応募しよう!
イベントナースの注意点
イベントナースの注意点は、イベントの内容を把握しておくことが大切です。
- 屋外のイベント→熱中症や脱水症状
- スポーツイベント→外傷や打撲・捻挫
- コンサート→過呼吸や耳詰まり(音響外傷)
イベントの時期や内容によって救護室に運ばれてくる患者の対応内容は異なります。
事前にどんな患者が多いのか、それに対する処置は的確にできそうか確認しておきましょう。
あらかじめイメージできるからやりやすい!
重症感があれば近くの病院受診をおすすめしよう。
応募前に確認しておくべきこと
応募前に確認しておいた方がいいことは下記のような内容です。
- 白衣など持ち物の確認
- お昼ご飯の有無
- どんな症状で来る患者が多いのか
応募前に確認しておくと安心ですね。
イベントナースバイトに向いている人の特徴
イベントナースバイトに向いている人の特徴を紹介します。
- いつもと違う環境で働いてみたい人
- お祭りやフェスイベントが好きな人
- 救急看護や外来の経験がある人
- 短時間でコスパのいいバイトを探している人
いつもと違う場所で働くのってテンションあがる!
好きな芸能人も間近で見られちゃう!
イベントナースバイトのまとめ
イベントナースは屋外フェスや音楽イベント、スポーツ大会などのイベント開催時に救護室で待機している看護師のことです。
お金をもらいながら、普段とは違う非日常感を味わうことができます。
人気があって競争率が高い仕事ではありますが、時給や日給も高めなのでコスパがいい仕事です。
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