「嫌われる新人看護師」の特徴は？好かれる看護師になるコツ8つも紹介！

女性社会である看護師の職場で、人間関係の悩みはつきもの。

特に新人看護師は、先輩看護師や上司に厳しく対応されがちです。

嫌われてるかもしれないと考えて、仕事が憂鬱になっていませんか？

仕事を覚えることで大変なのに、人間関係でも悩みたくないですよね。

今の状況をどうにか変えたいと考えている人は、記事を読んで参考にしてください。

＼まず読んで！／

嫌われる新人看護師と可愛がられる新人看護師がいるって本当？

入職してしばらくすると、嫌われる新人看護師と可愛がられる新人看護師に分かれるのは本当です。

しかし全ての新人看護師が当てはまるわけではありません。

特定の人がターゲットにされるというより、先輩看護師との相性が関係します。

対応に差があると思ったことはありませんか？

価値観や性格が合わない先輩看護師とは、上手くいかないケースが多いです。

そして新人看護師は社会人になりたてなので、職場でのマナーや配慮が足りない可能性があります。

それでもこれから気を付けて行動すれば、関係が良くなっていきますよ！

嫌われる新人看護師はどんな人？共通する特徴9選

嫌われる新人看護師に共通する特徴を紹介します。

順番に解説します。

自分で考えようとしない

自分で考えようとしない新人看護師は要注意。

「新人看護師」という肩書きに甘えて、人に頼ろうとしていませんか？

確かに人命を預かる仕事なので、最初は丁寧に指導してくれます。

しかし忙しい職場で「どうすればいいですか？」と一から質問されると、先輩看護師がイラッと感じてしまいます。

きちんと「自分で考えた」ことが分かる質問にするときは、前置きに「私は～と思うのですが」と話して相談すると良いですよ。

言われたことを吸収しない

先輩看護師に言われたことを吸収しない新人看護師は、嫌われる傾向にあります。

せっかく教えたのに、メモをせず聞いていたり同じ質問をされたら「人の話聞いてないの？」と飽きれて当然です。

学ぶ気がない新人看護師というレッテルを張られ、嫌われてしまう可能性が高くなります。

マナーができていない

マナーができていない新人看護師は、いい印象を残せません。

看護科を卒業してそのまま看護師になると、学生気分が抜けきらないまま働きます。

社会人としてのマナーを知らない状態で働くと、気づかぬうちに失態をおかしているケースがあるのです。

挨拶や失礼のない会話、勤務を守ることは仕事をしていく上で欠かせないマナーです。

マナーを守った上で仕事するのは社会人としての責務でもあります。

看護学校を卒業したら一人前の社会人である意識を持つと、仕事への姿勢も良くなりますよ！

感謝・謝罪の言葉が少ない

感謝や謝罪の言葉が少ないのは悪い印象を与えます。

特に怖い先輩看護師には、話しかけるのも勇気がいるため委縮しがちです。

しかし助けてもらったり教えてもらったら、怖い気持ちは取っ払いまっすぐに伝えるようにしましょう。

感謝や謝罪を伝えないと、ますますマナーがなっていない新人と思われ、指導してもらえる機会も減ってしまいます。

自分の評価を下げないためにも、「ありがとうございます！」と伝えましょう。

笑顔がない

笑顔がない看護師は、暗い印象を持たれてしまいます。

一緒にいる人が無表情だと「共に仕事を頑張りたい！」とは思いませんよね。

新人の頃は先輩看護師のフォローが不可欠なので、一緒にいる時間が長くなります。

先輩看護師の前では緊張しますが、良好な人間関係を築くために笑顔は欠かせないので注意しましょう。

勉強しようとしない

勉強しようとしない看護師はやる気がないように見えてしまいます。

病院では様々な疾患を持つ患者さんの対応に追われるため、知識も必要不可欠です。

毎日受け持ち患者さんが変わるため、勉強に追われるのは当然。

しかし新人看護師なのに勉強している様子が見られないと、責任感ややる気がないと思われてしまいます。

勉強も仕事の一環と受け止め、常に学ぶ姿勢が必要です。

先輩に相談しない

先輩に相談しない看護師は要注意人物と思われます。

新人の頃は分からないことも多く、プリセプターの先輩と情報共有しながら仕事するのが一般的です。

特に患者さんに関わる業務は、先輩へのホウレンソウが欠かせません。

独断で判断すると医療ミスを起こす可能性があるからです。

たとえ怖い先輩看護師が相手でも、相談しないと余計に不信感を抱かれて距離ができてしまいます。

自分の為ではなく「患者さんのため」と割り切り、相談することに慣れていきましょう。

リアクションがない

リアクションがない新人看護師もよく見かけます。

先輩看護師がミスを指摘したときや、指示を出した時に反応がない場合。

「自分の伝え方が悪かったのかな？」「意味を理解しているのかな？」と先輩も分からなくなります。

ずっと反応が薄いままだと、先輩看護師にあきれられて教えてもらえる機会も減ってしまいますよ。

相手に伝わる返事や表情、頷きなど、はっきりしたリアクションが大切です。

おどおどしている

おどおどしている新人看護師は、周りからイライラされることがあります。

先輩看護師は仕事の段取りや内容を理解しているので、分からずおどおどしている新人を見るとイライラしてしまいます。

新人看護師も、自分の考えを上手く伝えられない状態なのかもしれません。

しかし自分の前でおどおどしていると「自分のことが怖いのかな？」と思い込んでしまう先輩もいます。

おどおどする人は、一旦落ち着いて自分の意見をはっきり伝えることから始めましょう。

新人看護師が嫌われたらどうなる？デメリット3選を紹介

新人看護師が嫌われるデメリットを紹介します。

順番に解説します。

目をつけられ当たりがきつくなる

新人看護師が嫌われてしまうと、先輩看護師に目をつけられて当たりがきつくなります。

関わるたびに冷たい態度を取られたら、コミュニケーションとるのが怖くなってきます。

先輩との関係が悪化すると、相談できずにミスを招くリスクも高まる一方です。

先輩看護師から嫌われるのはできるだけ避けたいですね。

困っても助けてくれない

先輩看護師に嫌われたら、困っても助けてくれないことがあります。

たとえば可愛げのある人懐っこい新人に「教えてほしいです！」と相談されたら、誰でも親切に教えたくなります。

しかし嫌っている新人が困っていても助け舟を出さなかったり、しばらく様子を見られるなどの対応をされがちです。

助けてくれる優しい先輩もいますが、シフトの関係で怖い先輩看護師と2人きり…なんて状況もよくあります。

頼る人が他にいないときは、嫌われていても勇気を出して助けを求める必要があるのです。

できれば自分を嫌う人は少ないに越したことはありません。

周りに悪口を言われる

自分が嫌いな先輩看護師がいると、周りに悪口をいわれる可能性があります。

特に女性の職場では人の愚痴や悪口が絶えません。

仕事ができない新人看護師は絶好のターゲットにされがちです。

「あの子はこんなミスをした」「指導しても分かっていない」など、ちょっとしたミスや態度を周りに告げ口されることも。

悪口が広まると一緒に仕事したことない人にまで悪い印象を抱かれてしまい、仕事しづらくなります。

嫌われたら立場がつらくなるので、できるだけ好かれる方がお得です。

新人看護師は好かれる方がお得！メリット5選を紹介

新人看護師が好かれるメリットを紹介します。

一つずつ解説します。

インシデント・ヒヤリハットが減る

先輩に好かれると、気にかけてもらえるようになりヒヤリハットやインシデントが減ります。

気にかけてくれる先輩がいれば、ヒヤリハットを防げたりインシデントを予防できる可能性が高まります。

相談しやすくなる

好かれる新人看護師は先輩看護師に相談しやすいメリットがあります。

可愛がられると自負していれば、信頼も築けて何でも話せる関係になります。

例えば患者さんの看護問題や看護計画を挙げる時、新人の頃は内容が合っているのか分かりません。

先輩に相談して見てもらえれば、適切に修正してもらえるので患者さんへ質の高い看護を提供することにつながるのです。

笑顔で受け入れてもらえる

好かれる新人看護師は、笑顔で受け入れてもらえます。

お互い笑顔で挨拶できれば、気持ちのよい1日がスタートします。

先輩が笑顔で過ごしていると、空気も和んで職場の雰囲気も明るくなりますよね。

無表情の人がいるとギスギスした気まずい空気になってしまいます。

毎日笑顔で仕事できれば、出勤も楽しくなりますよ。

努力すると褒めてもらえる

好かれる新人看護師は、努力すると褒めてもらえるメリットがあります。

先輩から可愛がられるのは、仕事への向上心がある新人も多いのです。

患者さんや家族から笑顔でお礼を言われたり、採血や点滴が成功したら評価につながり褒めてもらえます。

褒められて伸びる人もいますし、仕事が楽しくなるのでさらに「もっと頑張ろう」と意欲的になるのです。

ストレスが減る

職場の人から好かれると、ストレスが減り楽になります。

職場では大半の人が人間関係で悩みます。

好かれている人は「あの先輩が怖い」「嫌われてるから相談出来ない」などの悩みがないため、ストレスフリーです。

周囲の目を気にせずのびのび過ごせるのも大きなポイント。

委縮することなく相談できるので、分からないことで長く悩むこともありません。

可愛がられると、仕事のストレスが軽減されるメリットがあります。

可愛がられる新人看護師になるための方法8選を紹介！

可愛がられる新人看護師になるための方法を紹介します。

順番に紹介します。

毎日笑顔であいさつを！

まずは笑顔ではっきりした挨拶を心掛けましょう。

精神科医の考察によると、笑顔は周囲の人へ明るい印象を与えて幸福感が得られる作用があります。

笑顔は自分の気持ちを落ち着かせ、免疫力を高めて元気になれます。

相手へも生き生きした印象を与えて、一体感や安心感を抱いてもらえるのです。

挨拶はコミュニケーションにおいて、土台となる基本です。

笑顔で挨拶すれば、良好な人間関係を築くための足がかりになります。

明日から取り入れることができる方法なので、早速実践してみましょう。

自分の考えを伝えて相談する

先輩に相談する時は、自分の考えも含めた内容にしましょう。

自分で考えていることがはっきり伝われば、先輩も一から説明するより助言しやすくなります。

感謝と謝罪をはっきり伝える

人と関わる上で、感謝と謝罪をはっきり相手に伝えることが大切です。

「ありがとうございます」「すみません」とその場に応じて適切に言える看護師は、誰でも好感が持てます。

素直な看護師は教えがいがあるので、先輩も可愛がりながら指導してくれますよ。

忙しい業務の合間に関わってくれていることも含めて、感謝と謝罪はしっかり相手に伝えましょう。

常にメモをとる

常にメモを取っている看護師は可愛がられます。

一生懸命説明している内容を、忘れないようにメモしてくれていると思うと嬉しいものです。

教えてもらった内容も、聞いたり見ただけではすぐに忘れてしまうのです。

メモをとるという行為は、のちに復習するために必要な作業といえます。

先輩からのアドバイスを取り入れる

先輩からのアドバイスをすぐに取り入れると、好かれる看護師になります。

実務経験のある先輩のアドバイスは、理にかなっていることが多いのです。

すぐに行動して結果を出せば「自分の話を聞いて取り入れてくれている」と嬉しくなります。

可愛がられるために、新人ならではの素直さも発揮しましょう。

分からないことはすぐ調べる

分からないことはすぐに調べるクセを身に着けておきましょう。

一生懸命勉強している姿も、新人看護師ならではの可愛らしい一面です。

調べ物を繰り返せば自然とスキルアップもするので、先輩からも認めてもらえます。

ミスは正直に話す

ミスをしたら、迷わず正直に話すようにしましょう。

ヒヤリハットやインシデントを共有すれば、他の看護師が繰り返すのを予防できます。

そして患者さんにとって安全な看護ができるので、報告は大切です。

周囲は新人看護師がミスをするのは当然と構えているので、ミスしても恥ずかしくありません。

ミス自体はよくありませんが、それを正直に共有することで病棟全体で気を付けることができます。

患者さんへの安全にも自分の成長にもつながるので、素直に相談しましょう。

積極的に処置の見学、練習をする

新人は積極的に処置の見学や練習をしましょう。

仕事中はまとまった時間をとるのが難しいので、見学や練習は休憩中や仕事終了後です。

自分の自由時間を使って学ぼうとする姿勢は、周囲から感心する目で見られます。

先輩の仕事ぶりや処置の手順も参考になり、学ぶスキルも多いはず。

先輩からも好かれて成長にも繋がるので、見学や練習には積極的に参加しましょう。

頑張っても嫌われていたらどうする？乗り越える方法5選

「好かれるように頑張って取り組んでも嫌われている…」そんな状況を乗り越える方法を紹介します。

それぞれ詳しく説明します。

身近な人に相談する

身近な人に人間関係を相談するのも一つの手です。

できれば自分を嫌っている人のことが分かる職場の人に話を聞いてもらうのがおすすめ。

客観的に二人の関係性を見れるため、適切なアドバイスをもらえる可能性があります。

看護師である友人なら、仕事でしか分からない細かな話まで理解してもらえます。

家族にしか話せない人でも、人に聞いてもらうだけで心がスッキリすることも。

一人で抱え込まず人に話を聞いてもらうのも、解決への第一歩です。

苦手な人に自ら話しかけてみる

思い切って、苦手な人に自ら話しかけていく方法もあります。

自分を嫌っていると思う人の前では、萎縮しがちです。

しかしお互いに知らないことが多いからこそ、表面上でしか見ていない可能性があります。

職場が同じなので、共有できる話題は多いはず。

患者さんや家族、同僚や上司など人を話題の中心にするのもいいですね。

聞こえは悪いですが、共通して良く思っていない人の愚痴は盛り上がります。

その他に休憩中の食事の話や、髪型やメイクで気になることがあれば話しかけるきっかけになりますよ。

自分のことを気にしてくれると、怖い人でも嬉しくなってよく話すことがあります。

勇気を出して自ら近づいてみると、距離が縮まる可能性があるのでチャレンジしてみるのもおすすめです。

ストレス発散する

嫌われていることでストレスが溜まるなら、自分なりに発散させましょう。

厚生労働省でもストレスの対処として「3つのR」が推奨されています。

しっかり身体を休めた後は、好きな娯楽に打ち込んでリラクゼーションを楽しむのがおすすめ。

多くの社会人は、ストレスが溜まったら発散させて仕事しての繰り返しです。

仕事ができるようになれば怒られることも減りますので、一人前になるまで上手にストレス発散していきましょう。

仕事で見返すことを目標にする

嫌われてしまったら、成長して仕事で見返すことを目標にするといいですよ。

先輩看護師が怖いのも、自分が新人で仕事ができないのも大きな要因。

悲しんでばかりではなく「いつか見返してやる」とエネルギーに変えると、やる気も満ちます。

相手を見返すためには、早く仕事を覚えましょう。

怖い先輩が口出しできないくらい、仕事ができるようになればいいのです。

転職を検討する

嫌われている状況が辛くなったら、転職を検討するのもありです。

今の状況を抜け出すための選択肢として、頭の隅に置いておきましょう。

人間関係に悩みすぎて体調を崩すようになったり、精神的に参ってしまったりする人もいます。

新人看護師でも就職先は沢山あるので、職場を変えて一からスタートしても全く遅くありません。

人間関係に苦労したことを転職エージェントに相談しておくと、同じ状況にならないよう考慮して職場を紹介してくれます。

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【まとめ】嫌われる新人看護師は態度やマナーを見直そう！

今回は嫌われる新人看護師についてお伝えしました。

新人看護師が仕事ができないのは当然なので、基本的に先輩看護師は広い心で教育します。

それでも嫌われるなら、先輩が厄介な人物か、自分に原因がある可能性があります。

自分の問題点を見つけたら、すぐに改善して行動に移しましょう。

自ら変わることで、明日からは違う景色が見える可能性があります。

人間関係に悩まず仕事できるよう、目の前の問題を少しずつ解決できるといいですね。