【看護師ものんびり働きたい】10選ワークライフバランス重視の働き方！

日々の忙しさに疲れて「もっと楽に働ける場所はないかな」なんて考えてしまいますよね。

看護師がのんびり働くためには、雇用形態の見直しと職場選びが重要です。

この記事を読むと、あなたがゆとりを持って、賢く働ける方法を知ることができますよ！

_{＼まず読んで！／}

看護師としてのんびり働くための大切なポイント3つ

のんびり働くためには知っておきたいポイントが3つあります。

ポイントを知らずに転職してしまうと、転職先で後悔する可能性も。

看護師がのんびり楽しく働けるために、欠かせないポイントをご紹介します！

現在の雇用形態を見直してみる

のんびり働きたいと思ったら、まずは働き方（雇用形態）を変えられないか考えてみましょう。

雇用形態とは、職場とあなたが契約した働き方のことです。

夜勤ありの人は、日勤専従やパート勤務に変更してみるのもおすすめです。

現在勤めている職場なら、一から仕事を覚えることや、人間関係をやり直す必要はありません。

仮に違う部署になったとしても、病院は一緒なので、すべてが一からやり直しというわけでもないでしょう。

【のんびりポイント】を明確にしておく

看護師は、のんびりとは程遠い仕事です。

「今日は暇だな」と思いきや、いきなり忙しくなることも多々あるため、いつでものんびりできるとは限りません。

あなたは何をもってのんびりと判断しますか？

すべての【のんびりポイント】をクリアすることはなかなか難しいでしょう。

自分の「これ！」というのんびりポイントを明確にしておくと、転職先を探すときにブレませんよ。

自分に向かない職場を知っておく

「アットホームな職場」「残業少なめ」という求人は、魅力的に見えますよね！

しかし、その部分だけで判断してはいけません。

一般的にのんびり働けるという精神科は、特に向き不向きが分かれます。

医師や看護師が、みんな笑顔で優しいというイメージの小児科も、子どもが苦手な人には向いていないといえるでしょう。

魅力的な条件はときめいてしまいますが、まずは落ち着いて。

転職を繰り返さないという意味で「苦手」「向いていない」と思う職場は候補から外しておきましょう。

情報収集を欠かさない

看護師がのんびり働くためには、情報収集は欠かせません。

給与や福利厚生などの条件は良いのに、いつも求人が出ているのはなぜでしょうか。

それは、求人票と実際の職場のギャップが大きすぎるのが原因です。

「業務量が思った以上に多かった」「人間関係が独特だった」「座る暇がない」などは実際に働いてみないとわかりません。

「こんなはずじゃなかった」を避けるためには、常に情報収集のアンテナを張っておく必要があります。

看護師に特化した転職エージェントは、あなたのご希望にあった職場探しをお手伝いします。

のんびり働ける条件のよい人気の職場は、非公開求人としてこっそり紹介している場合も！

【厳選】看護師がのんびり働けるおすすめの職場10選

ワークライフバランスを重視した働き方は、看護師のあこがれですよね。

ここでは、のんびり働ける職場と主な仕事内容を紹介しています。

それぞれ詳しく解説していきます！

【のんびり働ける職場】訪問看護

訪問看護は、のんびり働きたい看護師には人気の職場です。

1日に訪問する件数がだいたい4～5件、1つの訪問先につき30分、1時間と決まっています。

病棟のように、ナースコールで頻繁に呼び出されることもないため、患者さんとゆっくり関われるところが魅力です。

事業所によっては、夜勤やオンコール対応が必要な場所もあるので、事前に確認しておきましょう。

訪問看護は働き方も多様。

訪問看護師としてパートで働きながら、オペ室や健診センターで単発アルバイトをする看護師もいます。

正社員、パート勤務、短時間勤務を採用している事業所もあり、のんびり働きたい看護師にはぴったりの職場です。

保育園

のんびり働きたい人には、保育園看護師もおすすめです。

小児科経験のある看護師なら、とても働きやすい場所だといえます。

園児が対象なので、医療行為はほとんどありません。

保育園で働く看護師は、保育補助という役割で関わることが多いでしょう。

残業もほとんどなく、休みも取りやすい傾向にありのんびり働きたい看護師にはおすすめの職場です。

保育園によっては、病後児保育を併設しているものや、医療ケアが必要な園児を受け入れているところもあります。

訪問入浴

訪問入浴は医療行為がほとんどないので、ブランクがある人には働きやすい仕事です。

厚生労働省の訪問入浴の基準として、介護士2名と、看護師か准看護師を1名配置しなければならないという決まりがあります。

正社員や週に3回など、自分で働き方を決められるのも、のんびり働きたい看護師にとっては魅力の一つです。

訪問件数や、利用者さんの介護度によっては、残業が発生するケースもあるので、確認しておきましょう！

デイケア・デイサービス

デイケアやデイサービスも、のんびり働きたい看護師には理想的な職場です。

利用者さんは自宅から通所するため、日常生活の延長線を施設で過ごします。

難しい処置や医療行為はほぼないので、精神的にストレスなく働ける職場だといえるでしょう。

デイケアやデイサービスは、基本的には日勤がメインで、日曜日はお休みです。

事業所や病院によっては、パート勤務を採用しているところもあるので、のんびり働きたい方には最適ですね。

健診センター・ドック室

健診センターやドック室の仕事は、ルーティン業務が中心です。

急変や救急車対応が苦手な看護師には、魅力的な職場だといえます。

健康な人が対象になるため、基本的なコミュニケーションスキルがあれば問題ありません。

健診業務は午前中に集中しているため、昼からは忙しい業務は少ない傾向にあります。

そのため、自由な時間を確保しやすく、ライフワークバランスを重視した働き方が人気な職場です。

企業看護師（健康管理室）

のんびり働きたい看護師の選択肢として企業看護師もあります。

会社の健康管理室や保健室で働きます。

基本的にはデスクワークが中心になるため、体力的な大変さはほとんどありません。

日祝は休み、常駐する人数も少ないため、人間関係のストレスが少ないのものんびり働けるポイントです。

産業医との連携や、メンタルヘルスケアにも従事するため、コミュニケーション能力が高い人は活躍できるでしょう。

事務作業が中心になるので、パソコンが得意な人にもおすすめです。

美容クリニック（美容皮膚科）

美容クリニックは予約制のため、バタバタとすることなく、のんびりと働けます。

夜勤がなく、一人にかける時間の枠も決まっているため、残業もほとんどありません。

休日取得もしやすく、仕事とプライベートのバランスがとりやすいため、人気のある職場です。

美容クリニックは、美容皮膚科と美容外科に分かれます。

美容外科は手術があるため、のんびり働きたい人は美容皮膚科を選ぶようにしましょう。

【のんびり働ける診療科】精神科

精神科では、身体的な急変はほとんどなく、高度な医療技術を必要としません。

万が一、専門医の治療が必要だと判断した場合は、転院になります。

生活の援助がメインとなるため、定時に帰れることがほとんどで、有休も取得しやすいです。

患者さんと話をしたり、将棋やトランプを楽しんだりする機会もあるため、のんびり働けることができます。

男性看護師もたくさん活躍しているため、意外にあっさりした職場の雰囲気で、働ける場所も多いです。

眼科

眼科では、難しい医療行為は求められないため、ブランクがある人、のんびり働きたい人には向いています。

看護師の仕事は、視力検査や診察介助など多岐にわたりますが、体力の消耗が少ないのが特徴です。

視能訓練士が在籍している病院は、視力検査や眼圧の検査などは視能訓練士が行うため、看護師の仕事は限られます。

入院施設や、手術が頻繁にある眼科は忙しい傾向にありますが、眼科クリニックは落ち着いて働けますよ。

耳鼻科

耳鼻科は外来業務が主となるため、日勤業務がほとんどです。

耳鼻科の看護師は診察がスムーズに進むように、医師の器械渡しや、患者さんへの声掛けや気遣いができる人は重宝されます。

耳鼻科では、アレルギー検査で採血が必要になることもあるため、採血技術は必須です。

重症患者や夜勤もないため、体力に不安のある看護師でものんびり働けますよ。

楽そうに見えるクリニックや外来は案外忙しい！？

クリニックや外来は、少ない人数で業務をこなすため、一概にのんびりしているとはいえません。

もともと病院の数が少ない地域では、患者さんが一つの病院やクリニックに集中しやすく、混雑しやすいです。

定期薬をもらいに来る人や、発熱、予防接種、健康診断の精密検査、救急車対応など仕事は盛りだくさん。

医師や患者さんからのクレーム対応や、時間ギリギリの飛び込み診察など定時で帰れないことも。

外来やクリニックでのんびり働きたいのであれば、入念な職場・働き方選びが大切です。

のんびり働きたい看護師は【雇用形態】にも注目しよう

のんびり働くのに欠かせないのは雇用形態です。

のんびり働ける雇用形態に注目すると、ワークライフバランスを重視した、理想的な働き方に近づけます！

それぞれ解説していきます。

正社員・日勤のみ

「夜勤がつらい」「家庭の事情で夜勤ができない」という方は、常勤の日勤のみという働き方もあります。

正社員という立場なので、当然、昇給や資格手当、ボーナスも支給されます。

日勤のみの働き方であっても、リーダー業務や、委員会の仕事は免除されないのがデメリットです。

「夜勤がつらい」「家庭の事情で夜勤ができない」という方は、常勤の日勤のみという働き方もあります。

正社員・時短勤務

職場によっては正社員時短勤務を取り入れているところもあります。

よく耳にするのは、常勤で働いていた人が、産休・育休後に正職員時短勤務として復帰するパターンです。

正職員と同じ待遇、働く時間は常勤のフルタイムより短い時間で働くことができるため、仕事とプライベートを両立できます。

職場によっては、育児や介護だけでなく申請した人が時短勤務になれるよう、整備しているところもあります。

パート勤務

子育てや介護などで、時間に余裕が欲しい看護師に人気なのは、パート勤務です。

パート勤務は「8時半から12時半まで」「週に3日だけ」と、働く時間や勤務日数を決めることができます。

のんびりした職場×パート勤務は、ストレスなく長く働けるといっても過言ではありません。

扶養内で働くことで、税金や社会保険料が免除されるため、賢くのんびり働きたい看護師には、人気の働き方だといえます。

派遣

最近よく耳にする派遣看護師は、病院に在籍しない「フリーランス看護師」のことを指します。

病院に所属していないため、合わないと思ったら継続して働かなくても済むところが魅力です。

フリーランスなので、委員会や看護研究などの大変な仕事もありません

【キャリア別】のんびり働きたい看護師におすすめの職場

経験年数が短くても、中堅ナースでも、職場選びを間違わなけれれば、自分のペースでのんびりと働けます。

ここではキャリア別にのんびり働ける職場を、ピックアップしました。

のんびり働ける職場選びの参考にしてくださいね。

【新人1年目】療養病棟や回復期リハ病棟

1年目の看護師は、精神的なつらさが少ない職場や診療科を選びましょう。

急変や、重症患者の対応、業務量が多すぎて疲弊した結果「のんびり働きたい」と思う新人看護師も多いです。

そんな1年目の看護師には、適度な医療行為がある療養病棟や、回復期リハビリテーション病棟がおすすめです。

急変したという状況が少ないため、病院で働く充実感を残しつつ、患者さんが安定している職場が向いています。

【3年以上の中堅ナース】透析室や派遣看護師

3年目以上の看護師は、培ってきたスキルが生かせる職場や診療科を選びましょう。

3年以上の経験があると、ある程度の看護技術が身についているため、即戦力として重宝されます。

そんな３年目以上の中堅看護師には、透析室や派遣看護師がおすすめです。

とくに透析室勤務は、透析機械を扱うため、さらなるスキルアップも見込めます。

夜勤もなく、患者さんにしっかり向き合えるため、のんびり働けるといえるでしょう。

派遣で働くとプリセプター業務や、委員会活動も無縁なため、疲弊せず働くことが可能です。

「またバリバリ働きたい！」と思ったときに、すぐ働けるため、賢い働き方だと言えるでしょう。

【ママナース】訪問看護や健診センター

フルタイム勤務が難しい子育て中のママナースは、訪問看護や健診センターがおすすめです。

子育てと仕事の両立は、想像以上に大変なことが多く、子供が熱を出すこともしょっちゅうあります。

訪問看護のパート勤務の場合、自分の希望の範囲内で無理なく働くことができます。

【ベテランナース】デイケアや耳鼻科外来

体力に自信がない、のんびりと働きたいという方には、デイケアや耳鼻科などの外来がおすすめです。

昔のようにバリバリ働くより、無理せず定年まで長く働きたいという看護師もいるでしょう。

「持病があると夜勤は難しい」「複雑な業務を覚えるのに抵抗がある」看護師には、おすすめできる職場です。

看護師がのんびり働くメリット5つ

仕事が忙しすぎると「のんびり働きたい」「もっとゆっくり働けたらいいのに」と考えてしますよね！

看護師がのんびり働くメリットは以下です。

のんびりとした職場環境や働き方は、心に余裕が生まれます。

時間に追われる感覚がないため、ストレスの軽減にもつながります。

のんびり働くことで、家族の時間や趣味を楽しむ余裕が生まれ、充実して過ごせるでしょう。

仕事が忙しいと、インシデントが発生しがちです。

時間的な余裕があれば、慎重に取り組むことができるので、ミスの軽減につながります。

のんびりとした環境は、患者さんとのコミュニケーションを十分に取るのに最適です。

患者さんの症状や思いと向き合うことで、信頼関係が生まれ、仕事の満足感につながるでしょう。

のんびりした職場環境は、忙しさからくる嫌な雰囲気がないため、職場の雰囲気がよく働きやすさにつながります。

看護師がのんびり働くデメリットは？

看護師が、のんびり働くことで生まれるデメリットもあります。

夜勤をしていた看護師が、日勤のみの勤務に変わると、夜勤手当がもらえなくなるため、給料が下がります。

もともと忙しい職場で働いていた看護師が、のんびり働ける職場に転職した場合、ギャップの差に驚くことも。

例えば、急性期で忙しく働いていた看護師が、デイケアで働いた場合は「仕事が退屈」だと感じるかもしれません。

医療行為の少ない職場で働いていると、看護技術が衰える可能性もあります。

医療は日進月歩。

のんびりした働き方を辞めて、一般病棟に戻った場合「昔とやりかたが変わっている」「ついていけない」と感じる看護師も少なくありません。

看護師におすすめの転職サイト

のんびり働ける環境を探すため、転職サイトで比較検討しましょう。

転職サイトごとに掲載されている病院が違うので、一サイトだけでなく複数サイト見るのがおすすめです。

使いやすいサイトを紹介します！

レバウェル看護

ナースではたらこ

マイナビ看護師

【まとめ】のんびり働いて充実した日々を過ごそう！

この記事では、看護師がのんびり働ける働き方を解説しました。

ワークライフバランスを重視した働き方は、満足度の高い看護師人生を送ることができます。

看護師転職のプロに相談すると、あなたのライフスタイルにぴったりの職場を見つけてくれますよ！