もうこの職場を辞めたい!
でも看護師長に嫌な顔をされそう…
看護師はやりがいのある仕事ですが、怖い上司がいたりハードな仕事が続いてつらくなることもあります。
辞めたいと思っていても「退職を言いにくいからズルズル働いている」とお悩みの方も多いでしょう。
看護師が退職を言いにくい時は、前もって辞める準備をしておくのがおすすめです。
今回はスムーズに退職するためのポイントや、おすすめの退職理由を紹介しています。
辞めたいけど言いにくくて悩んでいる人は、読んで参考にしてください。
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看護師が退職を言いにくい理由5選
看護師が退職を言いにくい理由を紹介します。
退職を伝える時、師長の反応が怖かったり人間関係が気がかりで言いにくいですよね。
看護師長の反応が怖い
看護師長へ報告した後の反応が怖くて、言い出せない人もいます。
【看護師長へ言いにくい理由】
- 怖い看護師長へ関わることへの緊張感
- 看護師長から何か言われることが恐怖
- 怒られそうで怖い
- 強く引き止められたら残留しそう
- 説得できる力が自分にあるのか不安
威圧的な看護師長とは、普段から関わりを最小限に行動しがちです。
さらに話す内容が退職なら「いい顔をするはずがない」と萎縮してしまいます。
看護師長の立場から考えると、自分の管理不足や人手不足に陥るというデメリットが発生します。
あなたの意思を尊重してくれる上司ならいいですが、怒って反対する人柄なら余計に言いにくくなります。
人間関係が気まずくなる
退職を伝えた後に、人間関係が気まずくなることを心配する人もいます。
【気まずくなる理由】
- 人が不足して忙しくなると思われる
- 教育したのにと思われる
- 嫌みを言われることがある
- ブラックな病院から逃げると思われる
他の職員が一生懸命働いている職場で、自分が退職するとは言いにくい状況です。
「もうすぐ辞めるからいいね」「また新しい人を募集しなきゃ」と嫌みを言われることもあります。
周りの目を気にして「辞めるって言いにくいな…」と悩むこともあるでしょう。
退職後のお給料が不安
次の転職先でもらえるお給料に不安を抱いている人もいます。
安定したお給料を転職先で得られるのか、働いてみないと分かりません。
特に私生活でお金が必要な状況だと、辞めにくいです。
【お給料を心配する理由】
- ローンを組んでいる
- 奨学金が残っている
- 一人暮らししている
- 貯金をしていない
- 現在の生活費がぎりぎり
- 家族が増えてお金が必要
- 生活水準を下げたくない
「夫婦名義で家のローンを組んでるから」「まだ奨学金が残っているから」という理由で、なかなか退職に踏み出せない人も多いです。
その他に物価高で生活費がギリギリな人や、貯金がない人もお金の心配をします。
また、高いお給与をもらってる看護師は、ショッピングや趣味にお金をかけて楽しんでいる人もいます。
生活レベルを下げたくないために、多少のストレスは我慢して働く人も多いのです。
お給料が心配な人は、好待遇の転職先を見つけてから退職すると安心です。
辞めることで職場が人手不足になる
辞めると職場が人手不足になることを心配する人もいます。
看護師は優しくて責任感の強い人が多いので「自分だけが辞めて申し訳ない」「人手不足と分かって辞めるのは無責任」と、罪悪感を抱く人も多いです。
そして「職場が困ると分かっているのに、辞めるなんてできない」と思っていませんか?
しかし自分が辞めるからと言って、残された人たちに引け目を感じる必要はありません。
人手不足は人員を補充しない病院幹部の責任です。
快く送り出してくれない職場なら、キッパリ線を引いて辞めていい職場だと判断しましょう。
退職された職場側も、毎日忙しいので辞めた人のことを気にかける暇はなく過ごします。
自分自身を一番大切にできるのはあなただけなので、自分らしく働きましょう。
自分が壊れてしまう前に、辞める勇気を持つもの大切です。
転職先でうまくいくか不安
転職先でうまくいくか不安な人もいるでしょう。
一から新しい職場に慣れるには時間がかかり、不安要素もあります。
【転職先が不安な理由】
- 仕事にを覚えるまで大変
- 苦手なスタッフがいたらどうしよう
- いじめられないか心配
- 医者と価値観が合わなかったらつらい
- お給料が低い職場だったら困る
- サービス残業ありのブラックだったら嫌だ
できれば人間関係や仕事に悩まず働きたいと思うのは当然です。
しかし転職先が外れだったらと思うと、退職に一歩踏み切れない人もいます。
働きやすい病院を見つけておけば、退職後のことも安心して考えられます。
辞める前に転職サイトのエージェントに相談して、自分に合った職場を探してもらえると心強いです。
看護師が退職を言いにくい時に必要な準備3選
看護師が退職を言いにくい時に必要な準備を紹介します。
辞める時期や次の病院を決めておくとスムーズですよ。
退職時期を決める
まず退職時期をはっきり決めましょう。
おすすめの退職時期は3月末です。
年度末は移動する人が多い時期。
自分が抜けても人員が補充されるので、周りに迷惑がかからず済みます。
生活資金を増やすためにも、ボーナスを受け取ってから退職するのも選択肢の一つです。
ボーナスをもらって辞めるなら、支給される6月か12月いっぱいまで働いて退職するのがおすすめです。
退職時期をはっきりしておけば、行動に移すきっかけができます。
病院の繁忙期を避ける、転職先への入職日を決めるなど調整しておきましょう。
転職先の目星を付ける
転職先の目星をつけておくと退職を進めやすくなります。
次に働く病院を決めておくと、不安を感じずに辞められます。
【転職先を決めておくメリット】
- 収入が途絶えないので安心
- 条件のいい転職先なら前向きになれる
- 転職先が決まっていると伝えて退職できる
- 上司に引き止められにくい
退職してから転職するまで休職期間がなければ、収入も安定するので安心です。
自分の希望条件を満たした転職先を決めておけば、現在の職場に未練なく退職できるでしょう。
看護師長に早めに伝える
退職する時は、看護師長に早めに伝えましょう。
辞める直前になって報告すると、「急に言われても困る」「言うのが遅いから時期的に無理」と拒否される可能性があります。
職場の就業規則で退職のルールを確認し、伝える時期を把握しておきましょう。
一般的には辞める1~3ヶ月前に伝えるのが社会人のマナーです。
看護師長へ早めに伝えておけば、人員補充も余裕を持って進められます。
看護師が退職を言いにくい時のポイント5選
看護師が退職を言いにくい時のポイントを紹介します。
強い意志を持って、忙しくないタイミングで伝えるのが大切です。
「絶対に退職する」という覚悟を持つ
言いにくい時は「絶対に退職する」という強い覚悟を持ちましょう。
曖昧な気持ちだと引き止められて揺らいだり、意思をはっきり伝えられない可能性があります。
退職する決定的な理由を作れば、自分も強い覚悟を持つきっかけができます。
退職が決定している前提で話すと、上司も引き止めにくいので毅然とした態度で伝えましょう。
【はっきり退職する意思を示すと効果的!】
私も大学病院を辞める時は「主人の転勤についていきます。単身赴任の予定はありません」とはっきり伝えました。
返事は保留にされましたが、後日受理されて退職が決定。
やむを得ない家庭の事情なら、未練なくスッキリ退職できますよ。
周りの目は気にせず仕事する
退職を決めても、周りの目は気にせず仕事しましょう。
職場の人へ申し訳ない気持ちがあり退職を悩む人もいます。
- 人手不足になって申し訳ない
- 上司に嫌われそう
- 仕事を引き継ぐ必要があり億劫
- 「辞めるからいいね」と思われる
しかし自分の人生なので、周りの目を気にして我慢していたらもったいないです。
「もうすぐ辞めるから」と仕事に手を抜くと、妬まれたり仕事の評価が下がる可能性もあります。
最後まで責任感をもって仕事を全うすれば、後ろめたいことはありません。
退職を知らせた後も、堂々とした態度で仕事しましょう。
人員補充する時期に退職する
人員補充する時期に退職すれば、病院側への負担も少なく済みます。
新規採用者が就職する時期が4月なので、2~3月の年度末なら退職にちょうどいいタイミングといえます。
自己都合のために退職時期をずらせない時は、早めに看護師長へ報告しましょう。
上司の業務が滞りなく進められるよう配慮するのも、お世話になった方への礼儀です。
師長や病棟が忙しくないタイミングで退職を伝える
看護師長や病棟が忙しくないときに伝えるのも重要です。
忙しい時に退職というネガティブな報告を受けると、看護師長はさらに不機嫌になる可能性があります。
【忙しくないタイミング】
- 土日祝など検査や入退院がない日
- 急患や急変がない落ち着いた日
- ベッドが満床でなく空きがある日
- 勤務の終わり前後
- 連勤の真ん中あたり
- 会議や研修がない日
病棟のベッドに空きがあり、患者さんが落ち着いている時がベスト。
他に研修や会議がない日や勤務の終わり時間など、看護師長のスケジュールが落ち着いているタイミングを狙いましょう。
急にベストなタイミングがやってくる可能性もあるので、いつでも伝えられるように内容をまとめておくのがおすすめです。
【病棟の廊下で思わぬチャンス到来!】
病院を辞めると決意して、ずっと伝えるチャンスを探していました。
私が看護師長と二人きりになったのは、病棟の廊下です。
たまたま周囲に人もいなく落ち着いていたので、サクッと伝えることができました。
エージェントに退職の相談をする
転職サイトのエージェントに、退職の相談をするのもおすすめです。
こちら側の立場に寄り添って、退職を言いにくい理由や次の転職先の希望など相談に乗ってくれます。
【転職エージェントに相談するメリット】
- 退職のアドバイスを受けられる
- 退職までのスケジュールを立てられる
- 退職の伝え方を教えてもらえる
- 退職願の書き方を学べる
円満に退社したい人は、エージェントから適切なアドバイスを受けられます。
転職先を探しと退職の準備を同時進行で行えるのも、転職サイトを利用する魅力です。
看護師が退職を言いにくい時におすすめの退職理由を紹介
看護師が退職を言いにくい時におすすめする退職理由を紹介します。
- 結婚・育児のため
- 家族の介護
- 引っ越しや転勤
- 体調不良・治療に専念
- 新たな目標達成・夢を実現するため
家庭の事情なら、上司も引き止められないので断念します。
体調に関することも無理をさせてはいけないため、辞めやすい理由です。
そして夢や目標のために別の場所で働く必要がある、別の場所なら叶えられるという理由も辞める要因となります。
円満な退職にしたいなら、時には建前の嘘も必要です。
しかたない状況を説明すれば、上司も理解を示すでしょう。
【致し方ない理由を選ぶのがポイント!】
ポイントは、少しだけでも現実味を帯びた退職理由にすることです。
例えば「夫の転勤で引っ越す」という場合。
転勤するか分からなくても、夫の会社が本当に転勤のある職場なら説得力は増します。
退職後にばったり上司に鉢合わせして問われても「転勤が先延ばしになった」など言い訳できるので罪悪感も最小限で済みます。
看護師の退職を上司が受け入れてくれないときの対処方法
看護師の退職を上司が受け入れてくれないときの対処法を紹介します。
- 退職届を人事課に提出する
- 転職日を決定する
- 退職届を郵送する
- 労働基準法で退職の自由の取り決めがある
- やむを得ない理由を伝える
上司が受け入れてくれない時は、人事課に直接提出するのも方法の一つです。
「上司に受け入れてもらえなかった」と説明すれば、拒否した上司の問題が明確になり退職も受理されやすくなります。
そして退職の自由は労働基準法にて規定があります。
退職は受理されるべき選択なので堂々としていましょう。
【退職の規定】
- 退職の申し入れ日から2週間で雇用を修了できる
- やむを得ない事情があるときは、直ちに契約の解除できる
- 有期契約をした労働者は、契約して1年経過以降はいつでも退職できる
その他に転職先と入職日を決めておく、家庭の事情を説明するなど自己都合でもスムーズに退職できます。
強い意思をもって退職を伝えましょう。
看護師が退職を言いにくい時は転職サイトに相談してみよう!
転職サイトのエージェントは転職先を探してくれるだけでなく、退職の悩みにも相談に応じてくれます。
転職支援の研修を受けているので、話を聞いて退職するためのアドバイスをしてくれる頼もしい存在です。
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【まとめ】看護師が退職を言いにくい時は転職先を決めて強い意志を持とう!
今回は看護師が退職を言いにくいことについてお伝えしました。
- 人間関係や人手不足を心配して言いにくい
- 伝える時は繁忙期を避けよう
- 転職先と退職時期を先に決めるとよい
- 退職は人員補充の時期がおすすめ
- 転職サイトは退職支援を受けられる
退職を伝えるのはとても勇気が必要です。
しかし一度伝えて受け入れてもらえば、残りは気を楽にして働けます。
周りの人から嫌味を言われても、気にせず堂々と仕事していればそれが正解です。
この記事を読んでいる人が、進みたい道を選べるように祈っています。