訪問入浴のバイトをよく見るけど働きやすいの?
訪問入浴ってどんな仕事をするの?
看護師の資格を活かしたバイトをしたいけど、どんな仕事がいいのか悩む人もいるでしょう。
求人を見るとよくある『訪問入浴』
なんとなく『自宅のお風呂に入れてあげる介助かな?』と思うものの、詳しい仕事内容は分からないという人が多いのではないでしょうか。
この記事では
- 訪問入浴の仕事内容
- 訪問入浴のお給料や働き方
- 1日のスケジュール
- メリット・デメリット
これらについて、解説します。
訪問入浴のバイトは、難しいスキルや知識は不要。時給も比較的高いので看護師としてブランクがある人にもオススメな仕事です。
ぜひ参考にしてくださいね。
やり方をまるっと解説するよ!
訪問入浴の仕事内容は?
看護師の業務は、入浴前のバイタルチェック、入浴後の処置、看護記録などがメインです。
お湯やお風呂の用意、衣類の着脱などは、介護職員がメインで行います。しかし、介護職員だけでは手が足りないこともあり、多くの場合看護師も一緒に介助を手伝います。
事業所によっては、入浴の補助を行わないバイトも可能!体力的にしんどいと思った場合は面接で相談してみましょう。
訪問入浴のお給料・働き方は?
看護師の求人でよく見かける「訪問入浴」。
実際、訪問入浴の仕事を始める場合、お給料はどのくらいになるのでしょうか。
また、勤務時間(拘束時間)や必要な持ち物や服装などについて説明します。
①時給
時給は他の看護師の仕事と比べても高めのところが多いでしょう。
都市部なのか、地方なのか条件によっても多少異なりますが、時給1,800円~2,800円が平均です。
他の看護師の時給が1,500円程度なので、訪問入浴の仕事の時給は平均よりも少し高めです。
時給が高いのは嬉しいね!
②勤務時間
勤務時間は8時30分〜17時もしくは9時〜17時30分のケースが多いです。
間にお昼休憩が1時間程度あります。
交通渋滞や対応が遅れると残業が発生することもあります。
しかし、基本的に利用者が急に増えることはないので、予定通り終わることがほとんどです。
③持ち物・服装
持ち物は勤務先で指定されていることがほとんどです。
参考までに、訪問入浴で働く看護師が仕事中に持ち運んでいるものを紹介します。
- 血圧計
- 聴診器
- 体温計
- パルスオキシメーター
- 記録用紙やタブレットなど
- ガーゼ・テープ・ワセリンなど救急箱
- ゴム手袋や消毒液などの感染予防セット
- ナースウォッチ
- メモ帳
- ペン
- 印鑑
- 靴下や着替え
- 髪留め
特に入浴介助をするときは濡れても良いように靴下を多めに持っていくと良いよ!
また、服装はポロシャツやTシャツなどユニフォーム貸与の場合とそうでない場合があります。
勤務前に確認しておきましょう!
服装が自由な場合は動きやすく濡れても透けない服をおすすめします。
濃い色のポロシャツやTシャツ、下はチノパンなど、動きやすく清潔感のあるものがいいでしょう。
利用者のご自宅にお邪魔するので靴下はきれいなものを履くようにしましょう。
訪問入浴の1日の流れ
出勤場所は会社なのか、最寄りの駅・バス停でピックアップなのか確認しておくこと。
ユニフォームの貸与がある場合は、出勤時間までに着替えておきましょう。
出発前に利用者の情報を共有します。
介護員が入浴の準備をしている間に、利用者の健康観察(バイタルチェック)を行います。
健康状態に問題がなければ入浴可能。介助を手伝います。
入浴後も、バイタルチェックなどの健康観察をし、血圧などの異変がないか確認します。(必要があれば、軟膏の塗布)
会社に戻って記録の整理。
利用者宅へ移動。移動中に次の利用者の情報を確認します。
午後に訪問する利用者入浴介助(3~4件)を行う。
記録の整理を行い勤務終了。
引き継ぎがあれば行う。
訪問入浴のメリット
訪問入浴の仕事には以下のようなメリットがあります。
- 他の仕事に比べて時給が高い
- 利用者の喜ぶ顔が見れる
- 直接お礼を言われることが多い
- ほかのバイトと掛け持ちも可能
- 日勤のみで夜勤がない
- 大幅な残業はほぼない
時給は持っている資格や勤務先、経験によって変わって来ることがあります。
利用者から感謝を伝えられることも多いので、やりがいを感じられる!
土日の休みや残業がないので副業にもぴったり!
訪問入浴のデメリット
訪問入浴の仕事には以下のようなメリットがあります。
- 身体的な負担が大きい
- 夏場が暑くて大変
- 多少チームワークが必要
看護師の仕事は体力的な仕事が多いですが、入浴介助はとくに力仕事です。利用者が身体の大きな男性の可能性もあります。お湯も重く、気をつけていても濡れてしまうことがあります。
体力に自信がない場合、身体的な負担が大きいことはデメリットだよね…。
入浴を見守るだけの現場もあるよ!体力に自身のない人は見守るバイトを探そう!
訪問入浴の注意点
訪問入浴では、利用者が安心してお風呂に入れるように下記のことに注意が必要です。
- バイタルチェックを必ず実施する
- 入浴後の体調の変化に注意する
- 皮膚状態に合わせて軟膏の塗布
- 転倒や転落しないようにサポート必須
- ヒートショックに気をつける
- 感染症予防には注意が必要
特に冬場は室温管理が大切です。温かいお風呂から寒い部屋にうつるとヒートショックや血圧に大きな変化が起きます。
お年寄りは免疫力が低くなっているので、感染症予防にも気をつけよう
応募前に確認しておくべきこと
求人に応募するときは、求人では分からなかった仕事内容の詳細や、雇用条件をしっかり確認しておくことが大切です。
転職エージェントを使えば、応募する前に求人案件に関する質問や確認ができます。
- 送迎の有無
- 会社集合か利用者宅集合か
- 制服か私服か
- 有給休暇の取りやすさ
- 雇用形態(スポットバイト・短期・契約社員か)
ほかにも、利用者の数や1日に訪問する件数を聞いておくと忙しさを知る参考になるでしょう。
訪問入浴バイトに向いている人の特徴
初めての訪問入浴バイトが不安な人は向いているか確認してみましょう。
- お年寄りとのコミュニケーションが得意
- 人に感謝されると嬉しい人
- 命に関わる処置や看取り看護はしたくない人
- 単発のバイトを探している人
- 訪問看護に興味がある人
- 看護師としてブランクがある人
看取り対応がないのは気持ち的にとても楽!
バイトだと、多少コミュニケーションスキルがなくても人間関係に悩まずに済むよね。
訪問入浴のバイトでお年寄りとの接し方を学んだ!なんて友人もいたよ!
おすすめ転職サイト
訪問入浴のバイトいいなぁ。でも、どこで仕事を探せばいいの?
任せて!派遣や単発勤務の求人が多い転職サイトを紹介するね。
各サイトで取り扱っている求人は異なります。コスパのいいバイトがしたいと思ったら、たくさんの求人を知る必要があります。取り扱っている求人数が多くて、見やすいサイトを利用することが素敵な転職への第一歩です。
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まとめ
この記事では、訪問入浴の仕事内容やメリット・デメリット、向いている人の特徴などを紹介しました。
訪問入浴の仕事は、時給も相場よりも高く、看取り対応もないので気持ち的にとても楽です。訪問入浴を楽しみにしている利用者さんも多いので、やりがいを感じることもできます。
看護師資格を持っているけどブランクのある人や病棟での激務に疲れた人、ダブルワークでサクッと稼ぎたい人におすすめです。
『ちょっといいかも』と思ったら、ぜひ転職サイトで求人を探してみてくださいね。