看護師が一人でできる仕事はある？おすすめの仕事10選を紹介！

多くのスタッフや患者さんと関わりながら働くと、人間関係に嫌気がさす瞬間もあります。

ストレスが溜まると病院に来るのが億劫になりますよね。

そんな人は、一人でできる仕事に転職するのも方法の一つです。

実は看護師が一人でできる仕事の求人は豊富にあります。

「看護師の仕事を一人でしてみたい！」「どんな仕事があるか興味がある！」という人は記事を読んで参考にしてください。

＼まず読んで！／

看護師が一人でできる仕事とは？おすすめの仕事10選

看護師が一人でできるおすすめの仕事を紹介します。

それぞれ順番に紹介します。

コールセンター

コールセンターは看護師が一人で没頭できる仕事です。

看護師資格を持った人を対象とした、コールセンターの求人が増えています。

研修を受けてから業務に携わるので、コールセンター未経験でも基礎知識やルールを身に着けて始めるので安心です。

電話対応・オフィスワークがメインなので、一人の仕事に集中できます。

産業看護師

産業保健師は大手企業に一人で勤務し、職員の健康に携わる仕事です。

主な役割は職員の健康管理であり、相談したい職員の話を傾聴して対応します。

従業員は基本的に健康で自立した成人なので、揉め事などに巻き込まれることなくオフィスワーク中心です。

治験看護師

治験看護師は医薬品の開発をサポートする仕事です。

健康な被験者が対象で、デスクワークも多いので体力を消耗することなく働けます。

被験者に安心して協力してもらうための関わりや、医師・薬剤師との橋渡し的役割を担っています。

被験者や医師、製薬会社とのコミュニケーションは生じますが、看護師同士のトラブルはありません。

看護師のような力仕事はなく、移動やオフィスで働く機会が多いので会社員的な仕事になります。

訪問看護

訪問看護は一人行動の多い仕事です。

患者さんの自宅へ伺い、必要な看護ケアを提供します。

1日3～5件程度の患者さん宅へ訪問し、じっくり関わり看護ケアを提供する訪問看護師。

その場での適切な処置や判断力が求められ、幅広い知識が求められます。

納得のいく看護を考えて患者さんにケアできるので、病院とは違ったやりがいを感じられる仕事です。

>【訪問看護】1日の流れやお給料

保健室の看護師

保健室の看護師も人気のある仕事です。

私立学校の保健室なら、養護教諭の資格がなくても看護師資格だけで就職できます。

仕事内容は学生や職員の健康に関する仕事全般です。

体調不良者やケガ人が出たら、とっさに対応できるスキルが求められます。

学生や職員と関わる機会が多いですが、保健室で一人仕事が基本です。

>【保健室看護師】お給料やメリット・デメリット

健診センター・献血ルーム

健診センターや献血ルームは一人仕事が中心です。

仕事内容がルーティン化しており、必要以上に医師や他の看護師と関わることなく働けます。

健診センター・献血ルームは共に予約制であり、残業が少ない仕事です。

仕事内容がルーティン化していて、健常者が対象なので急変して忙しくなることもありません。

>【健康診断】内容やメリット・デメリット

>【採血バイト】時給相場や働き方

ツアーナース

ツアーナースとは、団体旅行や校外活動につきそう看護師を指します。

参加者のそばに付き添い、急病者やケガ人に対応するのが仕事です。

病棟看護師とは異なり、旅行や野外活動に同行して参加者の健康管理に携わります。

急病やケガの対応の他、病院へ受診する必要があるかどうか判断力が必要です。

ツアーの同行には医療従事者が1～2人であることが多いので、一人で仕事します。

正社員ではなく単発派遣として採用されることが多いツアーナース。

>【ツアーナース】お給料事情や仕事内容

イベントナース

イベントナースは看護師単独で動く仕事です。

大きなスポーツの大会やライブ、フェスなどのイベント会場で働きます。

スポーツ大会では選手のケガの対応をしたり、真夏の音楽イベントでは熱中症になる参加者の看病などが仕事です。

さまざまな症状の参加者に対して、少ない医療物品で対応する臨機応変さや知識が求められます。

イベントは不定期に開催されるため、単発で働くパターンがほとんどです。

医務室や救護室に一人で待機することが多いので、体調不良者が少ないイベントなら楽に働けます。

>【イベントナース】1日の流れや注意点

医療系のWebライター

医療系のWebライターなら在宅で一人で没頭して働けます。

看護師としての知識や経験を活かして、インターネットに掲載する記事を書く仕事です。

未経験の人でも、基礎から教えてくれる会社が増えているWebライターの仕事。

パソコンがあれば在宅で仕事ができます。

看護師の経験や知識を活かした記事を募集している会社も多いので、仕事は見つかりやすいです。

ただし収入として成り立つには時間がかかるので、副業から始めるのがおすすめです。

アートメイクナース

一人で仕事がしたい人はアートメイクナースもおすすめです。

医師の診察さえ済んでしまえば、あとは看護師だけで施術できます。

アートメイクナースは1日に3～4人程度の利用者に施術をします。

利用者に施術の流れやデザインを説明し、施術後は仕上がり確認。

利用者と関わる時間が大半を占めるので、看護師同士の人間関係で揉めることはほとんどありません。

看護師が一人でできる仕事を成功させるために必要な能力3選

看護師が一人でできる仕事を成功させるために必要な能力を紹介します。

順番に説明します。

幅広い知識

一人で仕事をしたい人は幅広い知識が必要です。

病院でミスした場合、指示を出した医師やフォローする看護師も責任を問われる場合があります。

しかし一人で仕事をしていたら、その場の判断や看護処置はすべて自己責任。

冷静な判断力・対応力

一人仕事では冷静な判断力・対応力が求められます。

例えば急病患者や大けがした人を目の当たりにした場合、自分の行動一つで患者の予後が決まるからです。

慌てたりパニック状態になったりしたら、患者さんも不安にさせてしまい役割を全うできなくなります。

多くの修羅場や急患対応など経験していると、一人でできる仕事の選択肢は広がります。

客観的に落ち着いて、適切な判断と対応ができる人なら問題なく働けるでしょう。

コミュニケーション能力

一人で看護師の仕事をするためには、コミュニケーション能力が求められます。

一人で仕事をこなす場合、仕事を引き受けるための窓口は自分一人です。

病院以外で働くと、患者さんや共に仕事する人も頻繁に変わります。

看護師が一人でできる仕事で働くメリット5選

看護師が一人でできる仕事で働くメリットを紹介します。

それぞれ詳しく解説します。

人間関係に悩まず働ける

一人仕事の特徴として、人間関係に悩まず働けます。

病院は威圧的な上司や先輩看護師、怖い医師など多くの医療者と関わるので、人間関係に悩む人も多い職場です。

その点一人で仕事すれば、人間関係の悩みから解放されるのでのびのび働けます。

自分のペースで仕事できる

一人での仕事は、自分のペースで仕事ができるのが大きな特徴です。

例えば看護師が多い職場だと、仕事の回り具合を見計らって上司が休憩を決めます。

休憩を促されても「ここまでやればキリが良かったのに…」「できればこの記録を終わらせて休憩したかった」と思うことありますよね。

一人仕事なら休憩時間を自由に決められます。

その他に、一人仕事は仕事やプライベートも好きなように過ごせます。

病院は休みをスタッフで話し合ったり、休憩時間は必ず院内で食事したりとある程度制限されます。

一人仕事なら休憩時間は自由に過ごせるので、外でランチしたり気分転換したりのびのび休めますよ。

在宅仕事なら時間に余裕ができる

在宅での一人仕事なら、時間に余裕ができます。

通勤するための準備や通勤時間が省けるので、1日あたり1～2時間の余裕が生まれます。

1年間の出勤日数が250日間だとすると、2時間／日×250日間＝500時間（約20日間）。

朝の準備や移動時間が省けると、楽なだけでなく時間も作れるのが特徴です。

その他に台風や大雨の天気でも出勤せず仕事ができる、仕事の合間に家の用事を済ませられるなど要領よく過ごせます。

副業として取り組める

一人でできる看護師の仕事は副業として取り組めます。

求人では「副業OK！」「Wワーク歓迎！」と優遇している職場も増えてきました。

訪問看護やイベントナースなど、不定期な求人は副業OKとしている職場が多く見られます。

看護師として経験値が高まる

一人仕事では看護師としての経験値が高まります。

病棟の仕事は福利厚生が充実していて魅力もありますが、一歩踏み出せば違う世界を見ることができます。

外で働くことで、看護師は病院だけじゃなく多方面で活躍できることを認識できます。

病棟のルール以外の世界を知っていくのは、看護師人生でプラスになるでしょう。

例えば一人で患者に対応している時。

病棟はテープだけでもサージカルテープや優肌絆など、用途に合わせて選び放題です。

しかし一人仕事の時は限られた医療物品で処置するため、代用できるかどうか考える必要があります。

看護師が一人でできる仕事で働くデメリット3選

看護師が一人でできる仕事で働くデメリットを紹介します。

詳しく解説します。

業務過多に陥りやすい

一人仕事は業務過多に陥りやすくなります。

一人なら全ての業務を自分で管理します。

そのため「夜や土日にすればいいだろう」と、キャパシティの上限まで仕事を受けてしまいそうになります。

特に最初の頃は、結果を出そうと仕事をたくさん引き受けがち。

こなせる最大限まで仕事を引き受けてしまい、勝手にブラック企業化してしまうパターンがあります。

「ゆとりある働き方がしたかったのに、これでは本末転倒…」という状況になりかねません。

責任が大きい

一人仕事では、病棟とは違う責任があります。

全て一人で決めるので、結果が間違っていても自分で責任を負わなければいけません。

病棟でも人命を預かる責任があるので、インシデントやヒヤリハットを起こさないよう注意が必要です。

しかし医師や上司が間違った指示を出して看護師が実行しても、責任は自分だけではありません。

看護師が一人で仕事する時は、患者さんに何かあれば責任は自分一人です。

その場の判断や対応力によって、患者さんの未来が変わるかもしれません。

スキルが向上しにくい

一人仕事では、スキルが向上しにくいという欠点があります。

一つの仕事に集中すると特定のスキルは磨かれますが、他の技術を習得する機会がないのがデメリットです。

病棟では医療技術や看護処置も次々と進化するので、吸収できるスキルはたくさんあります。

一人仕事ではできる医療処置に限りがあるため、それ以上の技術を学ぶのは困難です。

看護師が一人でできる仕事は転職サイトでたくさん見つかる！

看護師の転職サイトは「病院の常勤ばかり」「夜勤手当が大きいから高給与なんでしょ？」と思っていませんか？

しかし検索すると、「看護師の在宅ワーク」や「美容クリニックのアートメイク」など看護師が一人でできる仕事もたくさん見つかります。

登録すると待遇のいい非公開求人も教えてもらえるので、一度覗いてみるのもおすすめです。

レバウェル看護

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【まとめ】看護師が一人でできる仕事は豊富！自分らしく働ける仕事を探そう！

今回は看護師が一人でできる仕事についてお伝えしました。

医療従事者の中で働くのに疲れたら、その場から離れて見ると違う景色が見えます。

一人の仕事が性に合っていれば新たな発見ですし、病院が恋しくなれば戻れるので働き方は自由です。

どのような仕事があるのか情報収集して、不安なら転職のプロに相談してみましょう。

自分では気づかないようなピッタリな仕事が見つかるかもしれませんよ。